アカデミー賞6部門ノミネート。ケイト・ブランシェット演じる天才指揮者の崩壊劇「TAR/ター」、予告編とポスタービジュアル到着

アカデミー賞6部門ノミネート。ケイト・ブランシェット演じる天才指揮者の崩壊劇「TAR/ター」、予告編とポスタービジュアル到着
提供:キネマ旬報

ケイト・ブランシェット主演 × トッド・フィールド監督(「イン・ザ・ベッドルーム」「リトル・チルドレン」)で、天才指揮者が重圧で精神を蝕まれていく姿を描き、本年度アカデミー賞6部門ノミネートなど賞レースを席巻している「TAR/ター」が、5月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開。本予告映像とポスタービジュアルが到着した。

世界最高峰のオーケストラの一つであるベルリン・フィルで、女性初の首席指揮者に任命されたリディア・ター。彼女は天才的な能力とそれを上回る努力、類稀なるプロデュース力で、自身を輝けるブランドに仕立て上げることに成功する。その一方で、マーラーの交響曲第5番の演奏と録⾳のプレッシャー、および新曲の創作に苦しんでいた。そんな中、かつてターが指導した若⼿指揮者の訃報が届き、彼女に疑惑が及ぶとともに、築き上げた完璧な世界が崩れ始める--。

ケイト・ブランシェットがストイックかつ傲慢にして繊細な天才指揮者を鬼気迫る演技で見せ、「燃ゆる女の肖像」のノエミ・メルラン、「あの日のように抱きしめて」のニーナ・ホス、「インディー・ジョーンズ/最後の聖戦」のジュリアン・グローヴァー、「キングスマン」のマーク・ストロングが共演。「ジョーカー」でアカデミー賞作曲賞に輝いた気鋭のチェリストにして作曲家であるヒドゥル・グドナドッティルの美しいスコアが彩る。
本年度アカデミー賞では作品賞・監督賞・主演女優賞・脚本賞・撮影賞・編集賞の6部門にノミネートされ、第80回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)や第79回ヴェネチア国際映画祭女優賞に輝くなど、全世界で60受賞289ノミネート(3/1現在)。「ケイト・ブランシェット史上最高傑作」(EMPIRE)、「不協和音の刺客」(The Guaardian)、「極上の毒に痺れる」(Chicago Sun-Times)など、衝撃を物語る評が寄せられている。
芸術と狂気のせめぎ合いが生んだ “怪物” の運命を見届けたい。

「TAR/ター」
監督・脚本:トッド・フィールド
出演:ケイト・ブランシェット、ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス、ジュリアン・グローヴァー、マーク・ストロング
音楽:ヒドゥル・グドナドッティル 撮影:フロリアン・ホーフマイスター 編集:モニカ・ヴィッリ
原題:Tár/アメリカ/2022年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/159分/字幕翻訳:石田泰子
配給:ギャガ
© 2022 FOCUS FEATURES LLC.
https://gaga.ne.jp/TAR
︎ ゴールデングローブ賞3部門ノミネート。ケイト・ブランシェット演じる指揮者の闇を描く「TÁR」(原題)

最終更新日
2023-03-07 12:03:22
提供
キネマ旬報(引用元

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