桜井日奈子主演×いまおかしんじ監督。死神の美容室を舞台にしたヒューマン・ファンタジー「死神バーバー」

桜井日奈子主演×いまおかしんじ監督。死神の美容室を舞台にしたヒューマン・ファンタジー「死神バーバー」1
桜井日奈子主演×いまおかしんじ監督。死神の美容室を舞台にしたヒューマン・ファンタジー「死神バーバー」2

提供:キネマ旬報

「れいこいるか」のいまおかしんじ監督が桜井日奈子を主演に迎え、死神が営む美容室を舞台に描いたヒューマン・ファンタジー「死神バーバー」が、2026年初夏より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

仕事もプライベートもうまくいかずイライラしていた佐伯美帆(桜井日奈子)は、階段でうっかり足を滑らせてしまう。気づいたら、新米の死神サクマにより、怪しい美容室〈冥供愛富(メイクアップ)〉に運ばれていた。そこは死神美容師たちが死者にお色直しをし、現世に残された人々と1日だけ繋ぐことで、“最期の別れ”を手助けする場所だった。ところがサクマの早とちりにより、美帆は本当の死より数日早く連行されてしまったことが判明。旅立ちまでそこで過ごすことになった美帆は、人々との出会いと別れを重ね、自身の人生を見つめ直していく──。

日本大学藝術学部の授業で提出された梅木陽一の企画書を原案とし、脚本を「この動画は再生できません THE MOVIE」の谷口恒平、撮影を「ジンジャー・ボーイ」の達富航平、音楽を「まなみ100%」の大槻美奈が担当。主題歌はFurui Rihoの新曲『太陽になれたら』に決定した。

〈コメント〉

桜井日奈子(佐伯美帆役)
亡くなった人間が、会いたい人に会える最後のチャンスを与える不思議な美容室、死神バーバー。
私は死神に余命宣告された美容師の佐伯美帆を演じさせていただいています。
いつか必ず訪れるものであり、でもできるだけ考えるのを遠ざけたくなる“死”というテーマと向き合った撮影期間でした。
いまおかしんじ監督の世界観のなかで、軽やかに、そして優しく、日々を懸命に生きる全ての人の背中を押してくれる作品になっていると思います。
公開を楽しみに待っていただけると嬉しいです。

Furui Riho(主題歌)
年を重ねて大人になると人間の儚さにより気づくようになりました。
わたしもあなたも「神」に声をかけられた時にはこの世からいなくなってしまうんだなあと。
なんだか空しく、果たして日常に意味なんてあるのか?
なんていう疑問も忙しい毎日の騒音でかき消されている気がします。
この作品は、そんな時にふと立ち止まり、自分のあるべき姿をそっと思い出させてくれます。
日常に置いてけぼりの「愛」をより大切に抱きしめて太陽のようにあたたかく、誰かを照らす楽曲になりました。

いまおかしんじ(監督)
ある日死ぬ。死神がやってくる。会いたい人に会えと言う。会う。何か喋る。必死に考えて何か喋る。
「実は死んだんだ」とはなかなか言えない。代わりに何か言う。
大事なことを伝えたいと思うけど、うまくいかない。時間になる。帰らなきゃいけない。
思い残すことばっかだ。でも仕方ない。笑顔を見せて「さよなら」と言う。死にたくない。本当は死にたくない。
もっともっと生きてみたいと思いながら、でも死ぬ。未練たらたらで死ぬ。
アホだと思う。愚かとも思う。でも愛おしい。泣きたくなるくらい愛おしい。

梅木陽一(原案)
まさか自分の作品が、映画として形になるとは思っていませんでした。
この企画を思いついたのは、コロナ禍の真っ只中。
家族や友人との交流、新しい出会いが途絶え、感染拡大によって大切な人との別れに立ち会うことすら叶わない状況の中で、改めて「死」と向き合う時間を過ごしました。
当時、日藝で映画を学んでいた私は、映画を通して少しでも明るく、死や別れと向き合う方法はないかと考え、この作品を書きました。
旅立つ者、残される者、いつ訪れるかわからない別れに悔いなく向き合うために。
この映画が、観る人それぞれの身近な環境に、優しく寄り添う存在になれば幸いです。

桜井日奈子 ©︎桑島智輝

「死神バーバー」出演:桜井日奈子
監督:いまおかしんじ 脚本:谷口恒平
主題歌:Furui Riho「太陽になれたら」(LOA MUSIC / PONY CANYON)
音楽:大槻美奈 撮影:達富航平 照明:及川凱世 録音・整音:三門優介 原案:梅木陽一
企画・キャスティング:直井卓俊 製作:『死神バーバー』製作委員会 制作プロダクション:レオーネ
製作幹事:ポニーキャニオン 配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
102分
©︎『死神バーバー』製作委員会
公式サイト:https://shinigami-bb.com/

最終更新日
2026-03-03 09:08:46
提供
キネマ旬報(引用元

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