ウド・キアーを主演に迎え、引退した伝説的ヘアメイクドレッサーが亡き親友に最後のメイクを施すために旅立ち、葛藤しながらも輝きを取り戻していく姿を描く「スワンソング」が、8月26日(金)よりシネスイッチ銀座ほかで全国順次公開。本編映像「CLIP3:懐かしのあの街へ〜名物男編」およびイラストレーターでコミック作家のカナイフユキによる描き下ろしイラストが到着した。
服を探すパット(ウド・キアー)に気づいた洋品店の店主は、若い頃に一度だけ、パットに素敵なヘアメイクを施してもらったことを伝える。もちろん覚えていないパットだが、店主の見立てた衣装をまとい、そして口にしたのは……。
パートナーを亡くし、ふたりの家はパートナーの親族に取られ、家族を作ることもできなかった時代のゲイである孤独なパットだが、実は人々の思い出に生きていたことが明らかになるファビュラスなシーンだ。
▲カナイフユキ氏イラスト
イラストを寄せたカナイフユキは「ミスター・パッドが人生の最後に自分を取り戻していく姿と、それを助けたアイテムたちが印象的だったので、彼の顔のアップと、細かいモチーフを散りばめる形で構成しました」と語る。
パットにとっての有終の美=〈スワンソング〉を見届けたい。
※本編映像第1・2弾は以下。
© 2021 Swan Song Film LLC
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
︎ 伝説的ヘアメイクドレッサーが最後のメイクへ--。ウド・キアー主演「スワンソング」