提供:キネマ旬報
4人家族の崩壊と再生を綴った小説を、名匠ダニエーレ・ルケッティ監督が映画化。第77回ヴェネチア国際映画祭オープニング作品に選ばれ、2021年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞3部門にノミネートされた「靴ひものロンド」が、9月9日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで全国順次公開される。ビオレッティ・アレッサンドロ氏によるイメージイラスト、および本編特別映像が到着した。
▲「靴ひものロンド」イメージイラスト
イタリア出身のビオレッティ・アレッサンドロは、「POP・PRETTY・FUNNY」の3つをキーワードに、独特のフォルムのキャラクターやストーリーを描く気鋭のイラストレーター。本作については「一言で言えば、『ゾッとする』映画ですね!この映画の特徴の一つは、過去と現在の話が切り替わること。4人のその時々の感情が花火のようにあちらこちらで爆発します。『思い出がよみがえる』、『夫婦関係のどこかに引っかかる』、『親になってからの子供に対する気持ち』。ちょっとびくびくしながらも、この3点だけで『靴ひものロンド』を観るべし!」とコメントしている。
寄せられたイラストは、ポップでカラフルながら、一家の不協和音が聞こえてきそうだ。なお、このイラストの一部を使用した特製ステッカーが、公開初日より劇場にて先着でプレゼントされる(詳細は公式サイトで)。
特別映像は1980年代初頭、何かの催しで一家を含む大勢がジェンカを踊る“幸せな”シーンを映し出す。やがて夫の浮気でばらばらになり、ささやかなきっかけでまた一緒に暮らし始める一家。そして30年後、ついに溢れ出すそれぞれの“秘密と嘘”とは--?
©Photo Gianini Fiorito/Design Benjamin Seznec/TROIKA ©2020 IBC Movie
配給:樂舎
︎ 絆をほどいて結んで。名匠ダニエーレ・ルケッティの家族劇「靴ひものロンド」