
君嶋彼方による小説『君の顔では泣けない』が、主演:芳根京子×共演:髙橋海人にて実写映画化し、11 月 14 日(金)に全国公開。
人生の大きな節目“結婚”と“出産”をまなみの身体で経験する陸(芳根京子)
そして、電話で報告を受けるまなみ(髙橋海人)。胸に秘めたふたりの切実な想いー
入れ替わった陸とまなみが経験する、人生の大きなターニングポイントとなる結婚・出産のシーンを切り取った場面写真が解禁となった。
まなみの身体で生きることに少しずつ慣れていき、その時間を過ごしていく陸(芳根京子)は、蓮見涼(前原滉)と出会い、結婚するという大きな決断をする。誰にも言えない秘密を抱え、時に辛く塞ぎ込んでしまいそうになる時にも、常に献身的に支えようとする涼の優しさに、少しずつ惹かれていった陸。彼からの真っすぐなプロポーズを受け入れ、一生の愛を誓い合い生きていく中で、妊娠、そして出産を迎えることとなる。新たな家族を迎える喜びもある中、“入れ替わったまなみの身体”ごと危険にさらす可能性もある出産に正面から直面する陸。そんな現実に対して大きな不安に駆られた陸は、意を決してまなみに電話で思いを伝えることに。久しぶりの陸からの着信、少しばかり気持ちをこわばらせながら携帯電話をとったまなみは、言い表すことのできない、複雑な感情を堪えながら気丈に振舞おうと声を絞り出す・・・。
今回解禁された場面写真でも、ウェディングドレスを着て幸せな笑顔を見せる陸、そして妊娠中に不安な表情で、大塚寧々演じる母親と病室で会話をするシーン、そしてその妊娠を報告する電話の陸とまなみの姿が切り取られており、ふたりの入れ替わったままの人生がさらに大きく進む様子が明らかに。
感情的になる場面で溢れ出す想いの強弱のバランスを繊細に表現している芳根。今回解禁された、まなみに電話をかけるシーンは特に思いが強く、坂下監督から見れば 1 テイク目で完璧だったが、芳根から「もう 1 回やらせてください」という願いが入ったほどだったという。更に、髙橋演じるまなみが報告の電話を受け取るシーンは、本作の全体クランクアップのタイミング。本編撮影の最後となった“その夜”のシーン、髙橋は高い集中力を発揮。心に積もった複雑な感情のグラデーションを繊細な表現で演じ切った。公開に先駆け今月1日に実施されたジャパンプレミア上映でも、「まなみの夜のシーン、涙が止まらなかった」と絶賛の声が相次いでいる。
電話互いに“借りている身体”で、人生の大きな節目にどのように向き合うのか?ふたりの迷い、葛藤、決断に、感情が思わず大きく揺さぶられるシーンとなっている。
第 38 回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門正式出品も決定し、公開までさらなる盛り上がりが期待される本作。今この時、手放したくない大切なものとは何か?自らの人生と重ねて愛さずにはいられない一作の公開を、お楽しみに!
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11 月 14 日(金)TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2025「君の顔では泣けない」製作委員会




