
時代を超えて愛される国民的バンド・スピッツの楽曲が、デビュー34年にして初の映画化。スピッツの名曲「楓(かえで)」を原案にした、映画『楓』(配給:東映/アスミック・エース)が12月19日(金)に全国公開。ボーカルで作詞・作曲も担当する草野マサムネが綴る歌詞と心揺さぶるメロディは、聴く人それぞれに寄り添い、大切な人との別れや想い出を包み込む。
大切な人を失う運命に向き合う2人の主人公を演じるのは、福士蒼汰と福原遥。この度、ストーリーが明かされる本予告と、2人の切ない想いが重なる本ビジュアル、そして2人を支える友人役に、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗(Travis Japan)の出演が解禁となった。
<弟と恋人>大切な人を失った男女がたどる、切なすぎる運命
涙の「さよなら」に込められた真実と、愛するからこそ伝えられなかった想いとは──心を締めつける《本予告映像》解禁!
「楓」の映画化や主演キャストが発表された際には、「楓の楽曲のイメージにぴったり」、「素敵な映画になる予感しかしない」など、早くも多くの期待の声が寄せられた本作。この度、双子の弟・恵を失った兄・涼(福士蒼汰)と、恵の愛する恋人・亜子(福原遥)、2人の切ない運命と詳細のストーリーが本予告とともに明らかになった。今回福士は一人二役で、双子の兄と弟を演じ分けている。須永恵(福士蒼汰)と恋人の木下亜子(福原遥)は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしている。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・須永涼だった。1ヶ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまう。亜子を悲しませないように“恵”として振る舞う涼は本当のことを言えずにいた。幼馴染の梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井杏奈)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。「俺がずっとそばにいる」いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があったー。予告編では、幸せあふれる2人の日常がいくつも切り取られる一方で、病院で沈む表情の亜子や、「俺、間違ってたのかな」と葛藤する涼など、大切な人を失った悲しみの中で自分の想いに揺れる主人公たちの姿が散りばめられる。また、「楓」の印象的なサビ「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」とともに映し出される美しい満天の星空は、主人公たちに訪れる儚い運命を予感させる。愛するからこそ伝えられなかったこと、そして、過去、現在、未来、めぐる季節の中で明らかになる、あまりにも切ない真実とは──。大切な人への想いとともに2人は一体どこにたどり着くのか。「楓」の楽曲に乗せて紡がれる2人の運命に驚き、涙するだろう。
物語を優しく彩るキャストに、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗(Travis Japan)の出演が決定!
涼と亜子の切ない想いが重なる、本ビジュアルも併せて解禁!
今回、涼・恵と亜子を取り巻く登場人物たちを演じる豪華な追加キャストも解禁に! 双子の涼と恵の幼なじみで、二人の一番の理解者である梶野茂役を宮沢氷魚、カメラマンとして働く涼のアシスタントで、涼を慕う遠藤日和役を石井杏奈、亜子の行きつけの店の店長で、よき相談相手でもある辻󠄀雄介役をTravis Japanの宮近海斗が演じる。スピッツの「楓」の映画化への想いとともに、出演に対する喜びのコメントを寄せており、それぞれが特別な想いを込めて大切に役を作り上げたことが窺える。解禁となった予告映像でもそれぞれの役柄が滲む個性的な表情を見せた3人だが、主人公2人の運命にどのように関わってくるのか、物語の行方にも注目したい。さらに、福士演じる双子の涼・恵の両親役に、大塚寧々、加藤雅也も加わり、豪華なベテランキャストらが脇を固める。涼と亜子が唇を寄せあう美しくも儚い本ビジュアルも解禁に!夜が明けた瞬間の神秘的な朝日を背景にしたキスシーンが、「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」という「楓」のフレーズとともに美しく切り取られており、2人だけの空間の静けさすら感じ、ロマンチックでありどこか淡く、切ない本作を象徴する仕上がりとなっている。
四半世紀以上の時を超えて愛され続けるスピッツの名曲「楓」を映画化した本作。
2025年の冬、出逢いと別れを経験したことのあるすべての人が、忘れられない大切な誰かを思い出し、きっと涙する――。日本中を切なくも温かく染める、永遠に心に残るラブストーリー『楓』の、さらなる続報にご注目いただきたい。
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12月19日(金)全国公開 配給:東映/アスミック・エース
Ⓒ2025 映画『楓』製作委員会