「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中の奥嶋ひろまさ氏による大人気コミックの映画化『ババンババンバンバンパイア』が全国公開中。主演の吉沢亮をはじめ、板垣李光人、原菜乃華、眞栄田郷敦、満島真之介、関口メンディーら豪華キャストが贈る、笑ってキュンとしてクセになる前代未聞のバンパイア・ラブコメディ!クセ強で愛すべきキャラクターたちが繰り広げる、すれ違いまくりの恋愛模様にドハマりする人が続出!すでにリピーターも多く獲得し、猛暑をさらにアツく盛り上げています!
この度、銭湯で働くバンパイア・森蘭丸役の吉沢亮さんと、銭湯のひとり息子であるピュアボーイ・立野李仁役の板垣李光人さんが、夏らしい涼やかな浴衣姿で登場し、監督と共に映画『ババンババンバンバンパイア』の大ヒット御礼舞台挨拶を実施しました。
公開から10日が経ち、続々と寄せられている絶賛の声を受けて、吉沢さんは「共演している方から『見ましたよ!』と声をかけていただくこともあって、観てくださった方がすごく楽しい体験をしてくれているのが伝わってきて、非常に嬉しいです」とコメント。
板垣さんも、「SNSや現場でも、皆様からたくさんのお声をいただいていて、本当に多くの方に届いていることが実感できて嬉しいです。私事なんですが、昨日も浴衣を着るイベントがあって、まさかの2日連続の浴衣!お仕事でこういうことってなかなかないので、日本の夏を実感しています。映画でも“バババ”な夏を感じていただけたら」と笑顔を見せました。
監督は、「高評価の声をたくさんいただいていて、李光人かわいい、メンディーさんのケツがすごい、郷敦面白い、坂本先生おもしろい、原さん可愛い……など色々ありますが、一番多いのが『国宝との温度差で風邪ひく』。もう夏風邪ですよね(笑)」と、ユーモアたっぷりに反響を紹介。これに吉沢さんが「“どっちも血を求めてる”って言われます(笑)。今年の吉沢亮は血を求めすぎてるって(笑)」と返し、劇中で描かれる“芸の血筋”と“ピュアボーイの血”の対比を絡めて、会場の笑いを誘いました。
本日の浴衣衣装について、板垣さんの衣装を誉めたうえで吉沢さんは「本編では李仁くんは甚平姿ですが、今日は赤の差し色が入った、大人っぽい李仁くんを楽しんでいただければ」と紹介。板垣さんも、「本編では蘭丸が黒っぽい浴衣で、李仁の甚平が白っぽい色だったので真逆ですし、蘭丸役に合わせて体型をコントロールしていた時の着こなしと今日の着こなし、違った趣があって非常に良いなと思っております。」と話し、お互いを誉め合う姿に笑みがこぼれました。
撮影時、印象に残っているエピソードについて、吉沢さんは「とにかく暑かったですね~。去年の今頃に撮影をしていたのですが、僕は本格的なヴァンパイア衣装だったので、重くて暑くて、ズギャーン!ってやってると汗が飛び散ってました(笑)」と振り返りました。また、板垣さんが本編で着用していたカチューシャについて、監督は「脚本にはなかったけれど、原作に登場していたので一応準備していて、試しにつけてもらったらものすごく似合っていたので、これは使おう!となりました」と裏話を披露。
公開後の反響について、監督は「娘がこの映画を観たときに”フランケンと戦ったあとに李仁くんと会う蘭丸の走り方がめちゃくちゃよかった!”と言っていて、そこ!?って(笑)。実は脚本にもないシーンで、吉沢さんからの提案で撮ったものだったんですが、面白い動きが撮れてよかったです」と語りました。
板垣さんは「走ってる様とかも面白いんだけど、ちゃんと美しいというか。笑いに品がある、新しいジャンルです。最後の蘭丸と永吉の対決シーンでは、リアルに稲光が走ってラスボス戦のような演出が天然で完成されていて、天気までこの人(吉沢亮)は操るんだって印象に残ってます。」と、編集ではなく自然が生んだ奇跡の演出に注目を促しました。
吉沢さんも「それこそ雷の後の朝焼けが超綺麗だったし、映像の美しさが実はこの作品凄いなって思います。体育館での対決シーンも、急にまるでマジのヴァンパイア映画みたいなライティングになっていて、本当に雰囲気変わるし、観てもらいたい。」と絵作りのこだわりをアピールし、さらに「それぞれの登場時にミュージカル仕立ての自己紹介シーンがあるんですが、ミュージックビデオかと思うくらい凝っているので、歌のシーンは結構注目してほしいです。」と見どころを紹介しました。
舞台挨拶では、事前に観客から寄せられた質問を“質問ボックス”からランダムに引いて答えるコーナーも実施。
1つ目の質問は「森さん&李仁くんのハンドシェイクを、吉沢亮&板垣李光人バージョンで見たい!」というもの。約1年ぶりの挑戦に緊張しながらも、2人は見事な再現を披露。監督がこだわったハンドシェイクは、しっかり記憶に残っていたようです。
2つ目の「お互いに“良い男”だと思ったエピソードは?」という質問に対して、吉沢さんは「李光人くんは、現場でもお芝居中でもどこか余裕があるんですよね。僕は全力で行き過ぎて空回ることもあるんですが、彼は自分のやるべきことをスマートに、求められている以上のパフォーマンスで返してくれる。安心感がすごいです」と絶賛。一方の板垣さんは「舞台挨拶や取材でお会いすると、毎回服や衣装を褒めてくださるんです。」と吉沢さんの“褒め上手”な一面を明かし、和やかな空気が流れました。
3つ目の質問は「夏祭りで絶対にやりたいことは?」。監督は「金魚すくい。でも持ち帰ってからの世話が大変ですよね(笑)」、板垣さんは「屋台の醤油で焼いたトウモロコシが食べたい」と回答する中、子供の頃から地元のお祭りが好きだったという吉沢さんは「お祭りといえば綿菓子!場所によっては自分で作らせてもらえるお店とかあったりして、小さいころは大好きでした。どれだけでかくできるか挑戦したり。」と幼少期の思い出を語りました。
最後に監督が「コメディーではあるんですけど、ピュアな愛が詰まった作品です。娘と一緒に観に行っていいのかと不安になってるクチコミもあったんですが、親子や大切な方と一緒に楽しめる作品になっているので、是非沢山観に行っていただければと思います。日本の夏は”バババ”で!」、板垣さんが「エンターテイメントがギュっとしている映画です。登場人物みんなが真っ直ぐで、一途に愛する素晴らしさを教えてくれる作品になっていると思います。暑い夏、この映画を観て笑い飛ばしていただけたら嬉しいです。」、吉沢さんが「この作品はコメディー映画で笑えるところはたくさんあるんですが、何かを愛する熱量と言いますか、愛を注いでいくことで自分自身も幸せになっていくという素敵なメッセージ性が込められた作品になっています。誰かしら”推し”が見つかる作品だと思うので、是非”推し”のために何度も観に来ていただいて、楽しかったら周りの人に勧めていただければと思います。」と作品に対する想いを語り、会場は温かな拍手と笑顔に包まれながら、舞台挨拶は幕を閉じました。
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