舞台のモデルとなった銭湯「たつの湯」に行こう!『ババンババンバンバンパイア』聖地で日本の文化を楽しむ

舞台のモデルとなった銭湯「たつの湯」に行こう!『ババンババンバンバンパイア』聖地で日本の文化を楽しむ1
たつの湯外観
舞台のモデルとなった銭湯「たつの湯」に行こう!『ババンババンバンバンパイア』聖地で日本の文化を楽しむ2
たつの湯でのメイキング写真

「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)にて連載中の奥嶋ひろまさ氏による大人気コミック『ババンババンバンバンパイア』。銭湯で住み込みバイトとして働く森蘭丸、その正体は 450 歳のバンパイア。究極の味わいである「18 歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子である李仁(15歳)の成長と純潔をそばで見守る日々だったが、ある日李仁がクラスメイトの女子にひと目ぼれ!恋が成就してしまえば、それすなわち童貞喪失の危機!突如訪れた絶体絶命のピンチに、「恋をさせてはなるものか!!」と蘭丸による決死の〈童貞喪失阻止大作戦〉が幕を開ける―!
2021 年 11 月号から連載開始した本作は、ぶっ飛んだ設定と一度読んだら抜け出せない中毒性のある世界観、浮世離れした美形でありながらどこかおバカな蘭丸をはじめとする愛すべきクセ強キャラクターたち、彼らが織りなすカオスなストーリー展開に虜になるファンが続出。2025年1月からTVアニメがスタートし、より大盛り上がりとなった本作の映画が、ついに7月4日(金)に全国公開!

この度、本作の舞台である銭湯「こいの湯」のモデルとなった銭湯「たつの湯」にお邪魔してきました!
「たつの湯」はなんと昭和40年7月7日から営業している、東京都練馬区にある老舗の銭湯。今年で開業60周年となります。レトロな雰囲気が楽しめる昔ながらの宮造り銭湯で、ペンキ絵や薪で沸かした井戸水、風情のある庭が楽しめます。

●アクセスについて
西武池袋線「大泉学園」駅から徒歩15分という立地ですが、徒歩が大変という方はバスの利用がオススメです!西武池袋線「大泉学園駅」、西武新宿線「武蔵関駅」、JR中央線/JR中央総武線各停/京王井の頭線「吉祥寺駅」から出ている西武バスに乗り、「西村」というバス停で降りると徒歩4分程度で「たつの湯」を訪れることができます。ジョルダン乗換案内ではスポットで検索が可能なので、是非目的日に「たつの湯」と入力して検索してみてください!バス停から「たつの湯」さんへの行き方も地図で確認できます。
⇒バス停「西村」のバスのりば・時刻表はコチラ(乗換案内サイトに飛びます)

●THE 銭湯という外観、古き良き日本の文化
恥ずかしながら銭湯にあまり行ったことがなかったため、「たつの湯」さんのこれぞ銭湯!という立派な宮造りに感動。12台駐車可能な駐車場は広く、車で来ても問題なさそうです。駐車場内にコインランドリーがあり、着てきたものを洗濯してから帰ることも可能です。
玄関を潜るとすぐに男湯と女湯が分かれており、脱衣所に入ると中央に番台さんに入浴料を払います。番台さんは盗難等のトラブルを防止するため、脱衣所や入浴場内を見張ってくれています。銭湯初心者のため、少々戸惑いましたが、これが日本の銭湯文化。番台さんはプロの方なので、安心して入浴の準備を進めて大丈夫です!
脱衣所には、映画の主要キャストである吉沢亮さん、板垣李光人さん、原菜乃華さん、満島真之介さんのサイン色紙も飾られています(※女湯側で確認。男湯側は未確認です)。脱衣所や浴室での写真撮影はマナー違反のため、記念に写真は残せませんが、ぜひ実際に訪れてご自身の目で確かめ、心のシャッターを切ってみてはいかがでしょうか。

●昔ながらの薪で沸かす、まろやか井戸水の湯
建物の中心をまたいで男湯と女湯に分かれる昔ながらの造りである「たつの湯」さんのお湯は、薪で沸かした井戸水。湯の温度は、中心に向かうほど熱くなる仕掛けです。初めての方は、まずは外側から入りましょう。最初はその熱さに最初は思わず声が出てしまうかもしれませんが、覚悟を決めて入れば芯から温まる感覚は格別。ガスや電気では出せない、体の芯からじんわり温まるぬくもりがここにあります。石鹸等はないので、持ち込むか番台で購入を!

いかがでしたでしょうか?銭湯に入る機会がなかなかない方にとっても、たつの湯は貴重な体験になるはず。昔ながらの銭湯が今もこうして営業を続けていることに、思わず感謝の気持ちが湧いてきます。
映画『ババンババンバンバンパイア』の舞台「こいの湯」のモデルでもあるこの場所は、映画を観る前も観た後も、それぞれ異なる楽しみ方ができる“聖地”です。作品の世界を感じるのはもちろん、日本の大切な文化を肌で体験できる貴重な場所。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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©2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 ©奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022

最終更新日
2025-07-14 17:00:00
提供
映画の時間編集部

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