吸血鬼の魅力に取り憑かれ―『ノスフェラトゥ』監督が<物語の原点>を語る 特別映像解禁

吸血鬼の魅力に取り憑かれ―『ノスフェラトゥ』監督が<物語の原点>を語る 特別映像解禁1
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2024 年に世界各国で公開され話題となった、『ウィッチ』、『ライトハウス』、『ノースマン 導かれし復讐者』などで知られる映画監督:ロバート・エガースの最新作『ノスフェラトゥ』が、2025 年 5 月 16 日(金)に公開。(配給:パルコ ユニバーサル映画) 第 97 回アカデミー賞では撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門にノミネートされ世界各国で高い評価を受けている話題作が、満を持して日本公開を迎えます!

この度、ロバート・エガース監督が、約 10 年に及ぶ構想を経て映画化された本作の原点について語る、特別映像が到着した! 幼い頃、F・W・ムルナウ監督の映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』を観たエガース監督は、すぐに吸血鬼の魅力にとりつかれ、人間の本質や過去に思いを巡らせていたという。高校時代には、『吸血鬼ノスフェラトゥ』を自身の手で舞台化。セリフはテロップで表示し、衣装やメイクも白黒にするこだわりようで、彼らの舞台は芸術監督エドワール・ラングロワの目に留まり、実際に劇場でも上映された。そんな当時の経験が映画監督を目指すきっかけになったと、原体験を語っている。

「10 年以上構想を練っていた、まさに私を象徴する作品」とエガース監督が語るように、作品に思い入れが強い分、自分らしさを突き詰めるのに苦労があったようで、「オルロック伯爵や、エレンの背景を固める必要があった。シンプルなおとぎ話を異なる視点で描くために」という。ムルナウ版『ノスフェラトゥ』では描ききれなかった、主人公エレンのバックボーンが加わっているのも見所だ。

最後にエガース監督は、「映画が本当に完成して公開されるなんて信じられない。皆の反応が怖いけど、楽しんでもらえると嬉しい」と観客にメッセージを送っている。映像の中には、本格的なホラーは初出演ながら圧倒的存在感を放つリリー=ローズ・デップをはじめ、エガース監督とは3度目のタッグとなるウィレム・デフォーの撮影中の姿も。エガース監督の執念に近い思いが実を結んだ映画『ノスフェラトゥ』が、ついに公開。徹底的なリサーチと、リアルにこだわり抜いた演出が、かつてない恐怖を呼び覚ます本作を、是非スクリーンでご覧ください!

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最終更新日
2025-05-04 18:00:00
提供
映画の時間編集部

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