呉美保監督、吉沢亮主演『ぼくが生きてる、ふたつの世界』の公開日がついに決定!9月20日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開。
呉美保(監督)×吉沢亮(主演)×港岳彦(脚本)×五十嵐大(原作)
呉美保監督9年ぶりの長編作品
耳のきこえない母ときこえる息子の物語を繊細に紡いでいく
今回、公開日決定とともに場面写真 7 点が解禁!吉沢亮が演じる主人公・五十嵐大の瞳が印象的なカットから、東京から故郷・宮城へと向かう車内、数年ぶりに故郷に戻ってきた大人になった大と子供のころの大が橋を渡るシーンなど、本作の空気感と大の心情が伝わるカットの数々だ。さらに少しぎこちない母・明子(忍足亜希子)と大の場面や父・陽介(今井彰人)と母の愛情溢れる子供のころの家族写真など、“きこえる世界”と“きこえない世界”を行き来する大の人生を感じさせる、どこか懐かしく温かな瞬間を切り取っている。
第 26 回上海国際映画祭コンペティション部門正式出品&ワールドプレミア決定
さらに 2024 年 6 月 14 日(金)~23 日(日)、中国・上海で開催される第 26 回上海国際映画祭コンペティション部門に本作が選出され、正式出品ならびにワールドプレミアが決定。(英題『Living in Two Worlds』)
なお、本作のワールドプレミアは 6 月 21 日(金)、コンペティション部門の最高賞となる金爵賞(きんしゃくしょう)の発表は、6 月 22 日(土)に予定。また呉美保監督が、現地入りし 21 日に開催されるワールドプレミアで舞台挨拶を行うほか、レッドカーペットにも登場する予定です。
今回の正式出品を受け、呉美保監督、上海国際映画祭プログラミング・ディレクター徐昊辰(じょこうしん)氏よりコメントが到着。
■監督:呉美保
「この映画のワールドプレミアが上海国際映画祭コンペティション部門だなんて、これほどしあわせな幕開けがあるでしょうか。日本の片隅で人知れずもがきながら生きる男の子のささやかな心の機微を、アジアの、世界の、みなさまがどう受け取ってくださるのか、その反応をこの肌で感じに、さらには選ばれし新しい映画たちにも出会いに、いざ上海、行ってきます!」
■徐昊辰:上海国際映画祭プログラミング・ディレクター
「きこえる世界、きこえない世界、そして、そこに生きている 1 人のコーダ。呉美保監督は、優しい視線で彼の揺れ動く心の成長を静かに見守っている。”ふたつ”の世界は、”ひとつ”になった時、きっと一番幸せに違いない。こんな素敵な作品を上海国際映画祭でワールドプレミアができるとは、最高に嬉しい!」
----------------------------
©五十嵐大/幻冬舎 ©2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会
配給:ギャガ