魔女に憧れる自称「世界一不幸な美少女」春風どれみは、ふと訪れた MAHO 堂という変わったお店で、女主人マジョリカの正体を魔女と見破ってしまう。するとなんと、マジョリカは奇妙な魔女ガエルの姿になってしまった! どれみに「責任を取ってお前も魔女になれ」とせまるマジョリカ。魔女ガエルになった魔女は、正体を見破った者の魔法でしか元の姿に戻れないのだ......。ひょんなことから魔女見習いになった 3 人の少女、どれみ、はづき、あいこ。どれみの妹のぽっぷ、人気アイドルのおんぷ、帰国子女のももこも魔女見習い仲間に加わって、学校と「MAHO 堂」を舞台に、一人前の魔女になるためのマジカルでミラクルな修行の毎日が続く......。1999 年の放送開始とともに大人気となり、以後 4 年間の長期に渡ってシリーズ化された「おジャ魔女どれみ」が、2024 年に 25 周年を迎える。
今回 25 周年を記念して、東京ビッグサイトにて開催された「AnimeJapan2024」(3 月 23 日(土)実施)にて、「おジャ魔女どれみ 25周年 新作映像おひろめ発表会」開催された。満席の会場の中、MAHO堂のみんなが舞台上に登壇!
千葉千恵巳(春風どれみ役):「“ピリカピリララポポリナペペルト”。春風どれみ役の、千葉千恵巳です。25 年前、小さかったり、存在してなかったり、中ぐらいだったみんなが、この会場に集まってくれたのが本当に嬉しいです。ありがとう!!」
秋谷智子(藤原はづき役):「“パイパイポンポイプワプワプ”。藤原はづき役の、秋谷智子です。みなさんと一緒に 25周年を迎えられて、とっても嬉しいです。いままでずっと『おジャ魔女どれみ』を、愛してくれたみなさんのおかげです」
松岡由貴(妹尾あいこ役):「“パメルクラルクラリロリポップン”。妹尾あいこ役の松岡由貴です。みなさん~! 25 周年ほんまにありがとう!! めっちゃ嬉しい!!! イェイー!!!!! 最後まで楽しもうな!」」
宍戸留美(瀬川おんぷ役):「“プルルンプルンファミファミファ”。瀬川おんぷ役の、宍戸留美です。25 周年! 抽選で当選した観客のみなさま、最後まで楽しんでいって帰ってくださいね。宜しくお願いします」」
宮原永海(飛鳥ももこ役):「“ペルタンペットンパラリラポン”。飛鳥ももこ役、そして矢田まさる役の宮原永海です。25years Wow! 今日こうして皆様に、お会いできて嬉しいです。よろしくお願いします。」
25周年ということで、メモリアルで豪華な企画が展開されている『おジャ魔女どれみ』。既に実施されている企画の紹介とともに、新情報『おジャ魔女どれみ 25周年メモリアル展』が発表!東名阪で開催決定、秋には大阪、冬に名古屋への巡回も予定されている。
『おジャ魔女どれみ 25周年メモリアル展』開催が発表されると、会場から割れんばかりの拍手が起きた。チャーミングな関西弁を話すあいこを演じた松岡は、「大阪開催やったー! 関西から来ている人はおられますか? この機会に、みなさん一緒に大阪に行きましょう!」と、メモリアル展の開催を喜んだ。
現在開催中の「おジャ魔女どれみ×DISH UP 25 周年おめでとうパーティー」といったコラボイベント、ポップアップショップ、新商品の告知のほか、先月実施されていた「【おジャ魔女どれみ】25 周年記念ファン投票企画」の結果も発表され、「幼少期」の構図を描いたイラストが1位となった事が報告された。今後選ばれたテーマを元に、新規イラスト描き下ろし&商品化される。
さらに現在制作中の映像として、おジャ魔女たちがフル CG(メタバース)となった姿で登場! 「乞うご期待」というメッセージが表示され、詳細は、東映アニメーションが取り組んでいるメタバースプロジェクト、ONN‘ON STUDIO 公式 HPにて、今後発表を行う予定。
そして遂に今回のステージのメインイベントとなる、新作「おジャ魔女カーニバル!!」の映像を初解禁! シリーズの代表曲「おジャ魔女カーニバル!!」の楽曲に乗せて制作された映像冒頭では、TV 放映スタート時に小学生だったどれみが、中学生、高校生、そして成人へと成長していく過程が収められており、“おジャ魔女の成長”というサプライズ演出で観客の度肝を抜かした。続けて『おジャ魔女どれみ 1620‘s』という、新タイトルと思わせるロゴが大きく表示され、はづき、あいこ、おんぷ、ももこ達も、大人に成長した姿で登場! 本映像の為に振り入れをしたというオリジナルダンスを、おジャ魔女たちの面々が楽しそうに踊っていく。また学生制服を着た彼女たちが、図書室で勉強している瞬間、私服姿でカラオケで盛り上る、青春謳歌している様子など、魔法使いとして活動していた頃と同じ様に、仲良しな関係値を築けている事が確認出来る。新たな『おジャ魔女どれみ』シリーズの誕生を予見させる、最高過ぎる新映像を投影させた。
映像を鑑賞した千葉は、「小さいころから大人まで、アルバム見ているようで、ふわーと吸い込まれました。でもあのダンスは何だい(笑)』とコメントすると、 『おジャ魔女どれみ』を創出したシリーズプロデューサーであり、今回のステージのMCを務める関弘美から解説がされた。前途の通りダンスの振付は、本映像制作をきっかけに作られた事、当時のアニメーションスタッフも関わり、2Dアニメ・手書きで映像制作されたこと。『おジャ魔女どれみ 1620‘s』というタイトルロゴは、新しいどれみ、懐かしいどれみを、両方ご覧出来る作品を作りたいというメッセージが込められている事が明かされた。ただ現段階では、TV、映画、配信作品として放映するのかは未確定の状況というが、今回の新作映像の再生回数によって決めていきたいという説明も果たされた。
サプライズが起きた後は、観客たちと一緒に楽しむ演出として、ダンスと歌のパートに突入! 学生制服を着たどれみファンのダンサーチームが登壇して、先ほど投影された初出し映像をバックに、キャラクターたちと一緒に「おジャ魔女カーニバル!!」のダンスを披露させた。
続いてMAHO堂の声優陣たちの歌唱パートへ。『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』最終回のEDで流れた「わたしのつばさ」を、生歌で披露することに。スクリーンには、アニメ最終話の映像が映し出されるなか、感動のバラード曲をしっとりと歌いあげる。
イベント終盤、MAHO堂を代表して、どれみ役の千葉がメッセージを寄せる。「先ほどの新作映像も、過去の映像も素敵だと思います。まだ友達で見てない人がいたら、いっしょに観て楽しんでもらえたら良いな思います。“ハッピーラッキーみんなにとーどけ!」と名ゼリフとともに、イベントを締めくくった。
そして最後のサプライズを実行! MAHO堂のキャストたちが客席に下りて、お客さんのそばで「おジャ魔女カーニバル!!」を、観客たちと大合唱。目の前に、憧れの声優陣と一緒に歌えるという演出に、手拍子と大きな掛け声で答えるファンたち。MAHO 堂の面々も、ファンの表情を見ながら、どれみたちと同じようにパフォーマンスを楽しんでいた。25 周年を迎え、さらなる「おジャ魔女どれみ」シリーズの発展を予見させる“どっかーん”なイベントは、大盛況の内に終了した。
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