土屋太鳳の運命的な出会いとは?マッチングアプリのプロフィール発表も!『マッチング』完成披露試写会

土屋太鳳の運命的な出会いとは?マッチングアプリのプロフィール発表も!『マッチング』完成披露試写会

Netflix オリジナルドラマ「全裸監督」(19)、映画『ミッドナイトスワン』(20)の内田英治が原作・脚本・監督を務め、マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描く、新感覚サスペンス・スリラー『マッチング』が 2 月 23 日(金・祝)に全国公開。

この度、映画『マッチング』完成披露試写会が 1 月 17 日(水)イイノホールにて行われ、主題歌 Aimer の「800」が流れる中、巨大 “マッチングアプリ”の画面の中から、土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ、杉本哲太、⻫藤由貴が登場。そして内田英治監督も登壇し、会場からはスペシャルな演出に大きな歓声があがった。
主人公・輪花役の土屋は、「この作品は命をテーマにした作品。たくさんの方々と力を合わせて全力で取り組みました。どうか受け取ってください。」と初披露を前に感慨深い表情で挨拶した。佐久間は「こうやって観てもらえるのを待ちに待っていたのですごく楽しみです。作品自体が暗めの作品なので、この時間ぐらいは明るくいきますね。」と会場の笑いを誘いつつ初披露の喜びを語り、金子は「一昨年に撮影したものがついにお披露目できることになり嬉しいです。ご覧の通り普段は明るいメンバーなので、その辺り含め作風を楽しんでほしいです。」と、⻫藤は「これからご覧になるということで言いたいことはたくさんありますが、ドキドキハラハラな空気感と、その中でも切なく生きているキャラクターたちを見てほしいです。サスペンススリラーと言われていますが、私は素直に感動しました。」と作品への思いを語り、そして内田監督は「確かにダークな作品ではありますが、普段は明るいメンバーでの撮影だったので、明るくダークな作品をぜひ楽しんでほしいです。」と挨拶した。

役作りでの苦労や制作のエピソードを聞かれると、土屋は「原作がなかったので自由度はあったと思います。常に毎日役として生きました。目から感情は伝わると思うので、輪花の目、辛い目であることを意識しました。」と役と向き合った様子を明かす。一方で佐久間は「僕が演じた吐夢は変わっている役。ストーカーと聞くと奇抜ではありますが、それは愛があるからこその行動。吐夢が何を大事にしているかなどを監督と話して、キャラクターを一緒につくっていただきました。吐夢を演じるのは楽しかったです。あと、監督に「目つき悪いのいいね」と言われて。目つきの悪さは簡単に役に入れましたね!」と内田監督とのエピソードを語った。金子は「土屋さん、佐久間さんと 2 人のシーンが多かったのですが、心理的には深いところまで入っていくような描写が多かったので、それに真正面から向き合っている太鳳ちゃんと、明るい佐久間くんに助けられた。」と土屋と佐久間への感謝を語った。それに対し土屋は「金子さん、めっちゃ怖かったです」と反応し、監督は「ネタばれしちゃいけないので...」と、皆でネタバレに気を付けつつ作品の「すごさ」をアピール。杉本は「⻫藤さんとは実は 30 年振りの再会で...」と⻫藤との再会を喜び、「土屋さんとは親子共演は 2 回目。なので、親子関係はスムーズに築けたかな。ただ、その親子関係が...」とネタバレしないよう口をつぐみながらエピソードを語った。⻫藤は「怖い担当です。(笑)」と笑いを誘いながら、「少しのシーンの参加でしたが、撮影中に印象的だったのは、土屋さんは明るくてかわいいイメージが強かったのですが、ご一緒するシーンがクライマックスに近い部分だったので、彼女の演技が深く、暗く、張り詰めている感じだったんです。それを見て本当に素晴らしい女優さんだなと思いました。また、カットがかかった瞬間に突然別人になる佐久間さん。心の中でパニックになりましたが、ある意味すごいなと感じました。あと、撮影の時に太鳳ちゃんが直筆メッセージを添えたお菓子をキャスト・スタッフ一同に差し入れいてくださって。それを見て、本当に素敵な作品を作りたいという思いと心配りが素敵だと思いました。」と撮影中のエピソードを語った。それに対し内田監督は「⻫藤さんは僕みたいな昭和世代の人からすると、ご一緒できて光栄でした。カットがかかると佐久間くんが現場を明るくしてくれて。お腹がすくと太鳳ちゃんがお菓子を差し入れしてくれて」と、それに対し佐久間が「監督、食べすぎって怒られてましたよね。(笑)」と突っ込み笑いを誘った。

人生における運命的な“出会い”のエピソードを聞かれると、土屋は「小学校 3 年生の時に『シザーハンズ』をテレビで見て衝撃を受けましたね。大切な人を守りたいのに助けようとすればするほど傷つけてしまうというシーンに号泣してしまって。その時に、演技はこれだけ人の心を動かすんだなと思って、いろいろな役をやらせていただく度にそのシーンを毎回思い出しています」と作品との衝撃な出会いを語った。佐久間は「Snow Man のみんなと出会えたことですかね。もともと 6 人で活動して、9 人になってデビューして。6 人の時代も、9 人の今も全て Snow Man だなと感じます。メンバーがいてくれてるから頑張れます。」とメンバーへの感謝を語った。杉本は「16 歳の時に好きだった『横浜銀蝿』というバントのリーダーのランさんと偶然 16 歳の時に横浜駅で出会って、それがきっかけで芸能界デビューしたんですよね。」とデビューの秘話披露し、⻫藤は、「初めての主演映画『雪の断章―情熱―』の相米信二監督との出会いはとても大きかったです。皮肉ではなくて、窮屈なエンターテインメント業界の中で、とても気持ちの良い経験だった。とても面白かったし、鍛えられました」と、映画での大切な出会いを振り返った。

また、登壇中盤には『マッチング』にちなんだ企画として、キャスト自身がマッチングアプリに登録した場合のプロフィールを紹介し、観客とのマッチング度を計る「マッチング度大調査」が行われた。観客には「マッチングしたい!」と思うときはうちわのピンク面を表に、「微妙」なときはブルーの面を表にしてもらい、マッチング度を計るという本企画。『TAOHANI」というプロフィール名を突っ込まれた土屋は、「Taohoney & moon という自分のファンクラブの名前からとったものでして。よくファンの方が『TAOHANI』と呼んでくれるんです」と回答。また、野生児というワードも突っ込まれる中、「富士山に一緒に登ってくれる方、募集中です!」と会場を煽った。続いて、かなりびっしりと書かれた佐久間のプロフィールが登場すると、熟読する登壇者たち。土屋が「車の運転が好きなので、ってかっこよくないですか?」と観客を煽ると、佐久間も「どこでも連れていきます!」と呼応し、会場からは歓声が上がった。一方で、かなりシンプルな金子のプロフィール。「清潔感のある暮らしを約束します!」と宣言し、土屋からは「新入社員の人のプロフィールみたいですね」と一言が入った。しかし、今までで一番高い観客とのマッチング率に盛り上がる登壇者たち。そして、杉本のプロフィールが紹介されると『てつくん』という名前に笑いがおこる。「すみません、これは独身のていで書きました。釣りは小学生の時にやったきりだけど、書いたら“釣れる”かなと」ギャグも交えて説明した。『温泉行きたい』というプロフィール名の⻫藤は、「ラジオネームのような感じでつけました。季節で攻めました!共感してもらえるかなと思って。私は温泉って何かのご褒美じゃなくて、毎日行きたいと思っているんです」と温泉好きをアピールした。どのプロフィールに関しても、続々と高いマッチング率が出る中、最後に紹介された⻫藤のプロフィールへの反応が結局一番多く、「みんな温泉入りたいよね」と会場は大盛り上がりだった。

最後に、内田監督が「確かにサスペンスで怖いシーンもあるんですけど、台湾の映画祭では笑いも起きたりして。ジェットコースターみたいな感覚で観てもらえればと思います。あと、映画の中の役柄と、ご本人のキャラクターが、今日お見せしたように全然違うので、それも楽しんでもらいたいです。」と、そして土屋が「今はマッチングアプリが身近な存在になっていて、良い出会いに恵まれた方はたくさんいると思うんです。この作品には人の本質を見よう、人と丁寧につながっていこう、ということを大切にしてほしいというメッセージもあるのですが、この映画は観た方によってかなり感想が変化すると思うので、よかったらSNSで感想をぜひ送ってください!」と締めて、大きな拍手の中イベントは幕を閉じた。

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C2024『マッチング』製作委員会

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最終更新日
2024-01-18 08:00:00
提供
映画の時間編集部

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