映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』が 2 月 2 日(金)より TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開。
本作は 2021 年初頭にアメリカでネット掲示板に集った個人投資家たちが、倒産間近と囁かれていたゲームストップ社の株を買いまくり、同社を空売りしていたヘッジファンドに大損害を与えた痛快な反乱劇を描いた実録エンターテインメント。
ポール・ダノが演じたキース・ギルは普段は妻子あるごく普通の男性だが、動画のライブ配信ではトレードマークの赤いハチマキに猫のTシャツをまとった“ローリング・キティ”に変身。ゲームストップ株に深い愛着を抱くキースは、見た目の珍妙さとは裏腹に同社の見逃されている価値を真摯に訴え続け、それはやがて全米を揺るがす大騒動となった。
ダノは本作について「キティが動画配信を始めたのは社会現象を起こすためなんかじゃない。コロナ禍で沈み込んだ自分に光を与えるためだった。実際に彼の動画は喜びに満ちてる。」と語り、「だから多くの人が彼に反応した」と分析。実際にダノも「時間をかけてローリング・キティの動画を研究した。あの動画で彼に一目惚れしたんだ。この人物をもっと知りたいと思った」と当時を振り返った。そのキース・ギルについては「キースは勇敢だったし公聴会でも誠実だった。
他の人たちとの違いは一目瞭然だ。隠し事をしない彼だから人々はから支持を得たんだ。他の人たちは公聴会で答えをはぐらかしてばかりだった。彼は証言台の前でも常に誠実だった」と後に大騒動を重く見たアメリカ議会の下院金融委員会に召喚されたオンライン公聴会のキースの姿に思いを巡らせた。
ディズニー実写映画『クルエラ』など手掛けたクレイグ・ギレスピー監督とは本作で初タッグとなったダノ。「クレイグとは接点が少ないから、連絡が来た時はうれしかった。主演を任されたのも光栄だった」と話し、「監督と脚本家たちのすばらしい仕事によって短時間でここまでの仕上がりになった。どの登場人物もすばらしく最高の映画だ」と監督の手腕を絶賛。
最後にダノはファンに向けて「劇場で見るべき作品だ。すごく楽しい時間が過ごせるし 笑えるから。誰かと分かち合えばもっと楽しい。それにこれは誰が観ても楽しめる映画だと思う。映画館に足を運んだら後悔させない自信があるよ。」とメッセージを寄せた。
映画『ダム・マネー ウォール街を狙え』は 2 月 2 日(金)TOHO シネマズ 日比谷 ほか全国ロードショー。
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