ケリー・ライカート監督作『First Cow』(原題)の邦題を『ファースト・カウ』として、12月22日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開することが決定。
待望のケリー・ライカート監督
“日本初”全国公開作は、A24配給!
現代アメリカ映画の最重要作家と評され、今世界中で最も高い評価を受けている監督のひとりであるケリー・ライカート監督。2021年に日本でケリー・ライカート監督特集上映が行われると、その作品性の高さから異例の満席回が続出し、大きな話題に。そんな、全映画ファンが愛してやまないケリー・ライカート監督の作品がついに、日本の劇場で初公開される!
『ファースト・カウ』は、世界中の映画祭で計157部門にノミネート、27部門を受賞。さらに映画人からの評価も高く、ポン・ジュノ監督は「とてつもなく、うらやましい」とその才能を羨望。他にもジム・ジャームッシュ、トッド・ヘインズ、濱口竜介ら、世界の名だたる監督たちも本作を称賛している。
『ファースト・カウ』の本国配給を行なったのは、今世界中の映画ファンに最も愛される配給会社A24。作家ファーストでありながらオスカー常連で大ヒット作を続々と世に送り出し続けているA24と、独自の視点を追求し一貫したスタイルで映画を撮り続けているケリー・ライカート監督のタッグが初めて実現。監督の最高傑作との呼び声も高い本作が誕生した。
アメリカン・ドリームの行方とは...!?
ドーナツがつなぐ友情を描いた、新たなマスターピースの誕生
物語の舞台は西部開拓時代のオレゴン州。アメリカン・ドリームを求めて未開の地にやってきた料理人のクッキーと、中国人移民のキング・ルー。共に成功を夢見る2人は自然と意気投合し、やがてある大胆な計画を思いつく。それは、この地に初めてやってきた“富の象徴”である牛からミルクを盗み、ドーナツで一攫千金を狙うという、甘い甘いビジネスだったー!
原作は、これまでケリー・ライカート作品の脚本を多数手がけてきたジョナサン・レイモンドの小説「The Half-Life」。ドーナツ作りを通して2人の男の間に少しずつ友情が芽生えていく過程を美しく描いたこの物語は、私たちに「友情とは何か」という本質を教えてくれる。さらに、豊かな自然が息づく原風景を切り取ったアメリカンカルチャーを体現した映像美や心地よい音楽が2人の物語を彩り、観客は本作を通して、これまでに見たことのない新しいアメリカを発見するだろう。
ケリー・ライカート監督の最高傑作との呼び声も高い『ファースト・カウ』がついに、日本のスクリーンに上陸。ぜひ、続報にご期待ください。
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