「視聴者を1969年にひき戻し、当時を追体験してもらいたい」『リバイバル69~伝説のロックフェス~』監督インタビュー

「視聴者を1969年にひき戻し、当時を追体験してもらいたい」『リバイバル69~伝説のロックフェス~』監督インタビュー

ビートルズ終焉ののろしになったとも言われる、ウッドストックと並び称されるロック史を大転換させた伝説の音楽フェスティバルの「真実」を描く傑作ドキュメンタリー『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』が、10月6日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ有楽町ほか全国公開。

この度、ロン・チャップマン監督のインタビューが到着。
本作のメガホンをとったロン・チャップマン監督は「リバイバルショーを撮影したD・A・ペネベイカーにコンタクトし、60時間以上もの16mmフッテージにアクセスすることができた。ジーン・ヴィンセントなどは初公開シーンだよ。さらに2時間もの未現像のSuper-8 (8mm)フッテージも発見し、4Kにデジタル変換した。様々な生音声収録も発見したよ」と、未公開のバックステージやコンサート映像など、お宝映像が満載であると語る。さらに、「今はLive Nationなどがアーティストを誘致してコンサートを開催しているけど、私の目的は視聴者を1969年にひき戻し、古き良き時代のコンサート運営の裏側を皆に見せて、当時を追体験してもらうこと。22歳の青年が受話器を取ってジョン・レノンに電話し、数日後に開催するショーへの出演の約束を取り付けるなんて今の時代ではありえないよ。しかも急いでバンドメンバーを集めなくてはならない、かつ一度も共に演奏をしたことがない人たちで、セットリストもなく練習もできない状態。大御所アーティストがどんな身にさらされるか分からないような状況に飛び込むなんて凄いよね。昔はギャラじゃない。音楽に対しての情熱で皆動いていたんだよ」と熱く語った。

是非歴史的瞬間をリバイバル=追体験してほしい。『リバイバル69 ~伝説のロックフェス~』は10月6日(金)よりヒューマントラストシネマほかにて全国公開。

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© ROCK N' ROLL DOCUMENTARY PRODUCTIONS INC., TORONTO RNR REVIVAL PRODUCTIONS INC., CAPA PRESSE (LES FILMS A CINQ) 2022

最終更新日
2023-10-06 12:00:00
提供
映画の時間編集部

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