週刊少年ジャンプ(集英社)にて絶賛連載中でシリーズ累計1800万部を超える人気作品「ブラッククローバー」(著:田畠裕基)。作品初の映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』が2023年6月16日(金)より全国公開。この度、映画の完成を記念して<黑の暴牛>完成披露決起会が開催されました。
決起会開始前に聞こえてきたのは<黑の暴牛>メンバーの賑やかな声!アスタ(梶原)「うぉー!めっちゃいっぱい集まってるな!」グレイ(髙橋)「ひぃぃぃぃぃぃ!人が沢山いて恥ずかしいぃぃぃぃ!」ゴードン(松田)「僕と友達になりたい人がこんなにいっぱい...!」ラック(村瀬)「強そうな人がいっぱいだね!!はやくヤりたいな!」ヤミ(諏訪部)「わり。3階の売店でチュリトス食ってたらおそくなっちゃった。それじゃいくぞ野郎ども!」(全員)「ウス!」と、登壇者による影アナから完成披露決起会は開幕。<黑の暴牛>団員のキャスト陣5名が登壇しました。
本イベントの開催に際して梶原は「こんにちは〜!」とアスタらしくとびきり元気いっぱいに、諏訪部は「今日は最後まで楽しんでいってください!」と笑顔で挨拶。さらに村瀬は「おはようございます」と挨拶し、観客の応えに「声が小さいぞ〜!ブラクロだろ〜!」とラックらしい元気な声掛けで会場を盛り上げました。また、松田は「こんなにたくさんの友達が集まってくれて、ゴードン的にも本当に嬉しいです。楽しんでください」とコメント。髙橋はグレイ風に「初めてみんなの前に立つので、恥ずかしい〜!」と挨拶し、会場を沸かせました。
2017年にテレビアニメの放送が始まった本作。ついに本作の上映が行われることについて梶原は「テレビシリーズを3年半取り組み、そこから映画化ということで、自分が主演のアニメが映画化されたのは初めてだったのでとても嬉しかったです。大変な収録ではありましたが、それを乗り越えて気持ちを込めて演じたので、この機会に一番に、みなさんにみてもらえることが嬉しいです」と語り、観客の期待度をさらに高めました。特に大変だったことに対し梶原は「映画ということで派手なバトルシーンが繰り広げられ、絵がビュンビュン進んでいくのですが、その収録に合わせて1ヶ月走り込みをしたり、筋トレをしたりしたことが大変だった」とコメント。諏訪部と村瀬が「それは限界を超えた?」と突っ込むと、梶原「気持ち的にも、身体的にもたくさん頑張ったので、限界を超えました!」と返答し、限界を越えるアツい役作りの裏側を明かしました。
また、映画の台本を読んだ時の率直な感想を尋ねられた諏訪部は「アツい!と感じた」と言い、本作の熱さと台本の厚さにかけて、ブラクロへの熱量を表現。「歴代魔法帝がどのように絡んでくるのか?ヤミはどれくらい出てくるのか?」とワクワクしながら台本を読んだそう。続いて村瀬も「テレビシリーズも3年半してきたので、団員の声が自ずと聞こえる感覚だった。自分の中にあるブラクロ熱が鼓動してくる感じがあった」と意気揚々とアフレコ時のことを振り返りました。
印象的なセリフや注目してほしいシーンについて、一同がネタバレに気をつけながら、髙橋は「『諦めないのがオレの魔法だ』という言葉が効いてくるシーンがあるので、アスタをはじめとした熱い言葉に注目してほしい」松田は「全体的にすごかったので、見どころしかない!」と語り、その中でも「戦闘シーンがすごい!テレビの時よりもはるかに迫力が増していた!」とコメント。それに対し村瀬は「一人でアフレコに挑んだが、ビュンビュン動く映像がどう完成するのかなということに恐れ慄いた。監督の頭の中をのぞいてみたいと思った」と本作の戦闘シーンのクオリティの高さを絶賛。続いて梶原は<黑の暴牛>団員の見どころとして「暴牛として一致団結するところがありました!アジトは動きます。動いてどうなるかは言えないけど、離れたところで各自が戦っていても目的は一つ、気持ちは繋がっているので、団結力は見どころです!」とし、すかさず髙橋が「ネタバレじゃないの?!」とツッコミ、笑いを誘いながら本作への愛情を感じることができるトークが繰り広げられました。
続いてのトークテーマはキャスト陣がアンケートに答えた2つのお題について。質問の回答がスクリーンに映し出され、会場は盛り上がりを見せます。
第一問「〇〇がオレの魔法だ!」というお題に対し、梶原「どこでも10秒で寝られるのが」諏訪部「諦めちゃうのが」村瀬「ポジティブが」松田「ネガティブだけど、ポジティブなのが」高瀬「メイクが崩れないのが」と回答。どこでも10秒で寝られるという梶原に対し、諏訪部が「じゃあここでも寝られるってこと?今やってみて!」と促すと、髙橋も「今からカウントします」と会場からも拍手が。梶原は「やっぱり訂正します!“ほぼ”どこでも寝られます!」とギブアップし、会場は笑いに包まれた。「公園の石の上でも寝たことがある」と梶原。それに対し、村瀬は「めちゃめちゃわんぱくじゃん!」と梶原のわんぱくぶりが垣間見えました。また、諦めちゃうのが俺の魔法という諏訪部は「悔しさや悲しさは引きずらず、スパッと切り替えられるのが魔法です」とコメントし、ポジティブが魔法と答えた村瀬は「僕もほぼ同じです!」続いて松田も「俺もこっそり同じにしようかな」とコメント。諏訪部「かぶりすぎだろ!」とコメントしながら、村瀬が「みんなバイブス似てるなと思う」とまとめ、キャスト陣の仲の良さが伺える場面となりました。
そして「〇〇の限界を超えた」と題し、ヤミの「限界を超えろ」という代表的なセリフに絡めて、人生で一番限界を超えたと思う経験をそれぞれ回答。梶原の「1ヶ月間毎日唐揚げを食べる日々で、限界を超えた」というエピソードや、諏訪部の「“ここまでしかできない”と自分で決めつけないようにすることで、限界という概念そのものがなくなった」というノーリミットなエピソードなどが展開されました。
次に、映画の大ヒットを祈願して、<黑の暴牛>決起集会!確率の「限界を超えろ」!!と題したゲームコーナーに。会場に集まった観客の中で一人だけに該当する質問を見つけることができれば、本作のタイトルにかけ、96,000円分の高級焼肉店のお食事券が贈呈されるというものです。これに対し諏訪部は「黑の暴牛にちなんで96,000円ね!たくさん食べれるね〜」とコメントし、ゲームがスタート。
一つ目に梶原が「唐揚げを2週間毎日食べたことがある人」と質問しますが、25人ほどが挙手。続いて諏訪部が「黑の暴牛にちなんで、家で牛を飼っている人」と質問しますが、誰も該当せず。諏訪部は「全滅させてやったぜ!」とコメントしながら、村瀬にバトンタッチ。質問は「ラックと同じ10月11日が誕生日人」で、なんと2人が挙手!諏訪部「ニアピンだ。惜しい!ヒリヒリしたぜ!」とコメント。他にも、松田の「私は魔法が使えるという方」という質問や、髙橋の「三日以内にブラクロのテレビアニメシリーズを全部見返した人」などの質問が繰り広げられましたが、500分の1には及ばず......!しかし、500人の観客と一緒に楽しんだゲームで会場は大盛り上がり。「ブラクロ」熱はさらに高まり、会場はまるで<黑の暴牛>団のように一致団結。みんなの絆が深まった時間となりました。
イベントの最後にはキャスト陣を代表して、梶原と諏訪部が会場へのメッセージを送りました。諏訪部「本日はご来場ありがとうございました。無事こうして映画をお届けできることが大変嬉しいです。お待たせした甲斐がある作品になっておりますので、ぜひ大きな画面、良い音響でお楽しみください。そして、ネタバレしない程度の良いご感想を、ぜひ広めてください!」と述べました。そして梶原は「ご来場ありがとうございました。アスタを演じてみて、一つ一つのセリフに心を打たれましたし、自分自身の気持ちを引き上げられました。アスタは見てる人たちに内側からエネルギーを与えるので、観てくれるみんなにも、この熱量を、そして生きていく活力を受け取ってもらえると思います。何かしらのパワーを受け取っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。」とブラクロ愛を熱く語りました。ラストは「ブラクロ」お決まりの会場一体となった「諦めないのがオレの魔法だ!!」で締めくくり、イベントは幕を閉じました。
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©2023「映画ブラッククローバー」製作委員会 ©田畠裕基/集英社