世界中から愛される宮沢賢治がダメ息子だった!?大量の宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた小説「銀河鉄道の父」(門井慶喜著)を映画化。映画『銀河鉄道の父』が5月5日(金祝)より全国公開。
菅田将暉が演じる宮沢賢治は中学を卒業後、家業を継ぐことを断固拒否し、政次郎に頼み込んで進学するが、興味の対象がたびたび変わる青年。生活力もなく、父に金を無心するなど、今でいう「ダメ息子」だが、病気になった妹・トシを励ますために童話を書くと、その文才に目覚めていく。
このたび解禁された場面写真は、少し幼さが残る着物姿やグレーの学生服、妹・トシの為に一心不乱に童話を書きしたためるまさに“詩人・宮沢賢治”を象徴する1 枚をはじめ、宗教に信仰した賢治が必死に法華経を唱えるカット、綺麗なスーツを身にまといチェロ演奏をするシーンなどを含む計7点。勉学、人造宝石の商いや宗教、文学に農業に音楽。37 年という短い生涯の中で様々なことに挑戦し、その青春と葛藤を宮沢賢治の7つの顔で表現する菅田将暉の演技に心が揺さぶられる。
花巻で宮沢賢治の親族にも会うことができたという菅田は「話を聞いていると“やっぱり面白い人だったみたいで!”と話されていました。賢治が多面的なんでしょうね。(賢治の)色々な面のここがいいよねというところが、それぞれいっぱいあります」と宮沢賢治を演じた感想を語った。
本作は宮沢賢治が「ダメ息子だった!」という大胆な視点を軸に、大量の宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた小説「銀河鉄道の父」(門井慶喜著)を成島出監督が映画化。父・政次郎を役所広司、長男・賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、賢治の弟・清六を豊田裕大、母・イチを坂井真紀、祖父・喜助に田中泯と豪華キャストが出演している。
映画『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国公開。
----------------------------
©2022「銀河鉄道の父」製作委員会