途中下車は許されない―極限状況にハラハラドキドキ!!乗り物映画4作品『ワイルド・ロード』『スピード』等

途中下車は許されない―極限状況にハラハラドキドキ!!乗り物映画4作品『ワイルド・ロード』『スピード』等

一度乗ったら最後、あらゆるトラブルが待ち受け途中下車不可能な状況に陥ってしまった、ハラハラドキドキの展開が魅力の<乗り物映画>4作品をピックアップいたしました。追手に追われターミナルごとに待ち受ける罠によって途中下車ができない高速バスや、時速80㎞以下になると爆発する路線バス、地球環境が悪化し氷河期に突入した世界で唯一の生活の場となった走り続ける列車や、謎のウィルスが蔓延した高速鉄道など、その設定は様々だが、共通するのは乗り物の中から逃げ出せないという状況が生み出す緊張感。また、限られた空間だからこそ生まれる乗客同士の濃密な人間関係が、映画をさらに面白くする。そんな<乗り物映画>をぜひお楽しみください!

◆『ワイルド・ロード』 12/2(金)公開 
組織から金とコカインを盗んだフレディ(コルソン・ベイカー)は、腹部に銃弾を受けながらも命からがら逃げ出し長距離バスに乗り込む。冷酷無比な女ボスのヴィックは、裏切りを絶対に許さない。フレディと共謀した仲間たちは、次々と捕まり殺されていく。しかし、フレディには何としても逃げ切らなければいけない理由があった。それは、ひとり娘のリリーのためだった。犯罪を繰り返し、父親らしいことは何もできなかった。この金は、せめてものリリーへの償いだった。ヴィックの追手が迫る中、出血多量で意識が朦朧としていく。さらに、車内には怪しい行動を取る乗客もいる。フレディは、藁をもすがる思いで疎遠になっていた父親(ケヴィン・ベーコン)に助けを求めるが―。

◆『スピード』 1994年公開 
高層ビルのエレベーターに爆弾が仕掛けられた乗客閉じ込め事故で、SWAT隊員のジャック(キアヌ・リーヴス)は乗客の救助に無事成功したが、あと一息のところで犯人(デニス・ホッパー)を逃す。数日後、逃げた犯人からジャックのもとに、時速80㎞を下回ると爆発する仕掛けの爆弾を路線バスに仕掛けたと電話があり、犯人の復讐が始まる。ジャックは標的となったバスに飛び移って乗り込むが、車内のトラブルで運転手が負傷。代わりにスピード違反で免停中のアニー(サンドラ・ブロック)が運転を任されることに。80㎞以上のスピードで走り続けながら、次々と襲い掛かる問題に立ち向かうジャックたちだったが、ついに判明した犯人は意外な人物だった―。

◆『スノーピアサー』 2014年公開
深刻化する地球温暖化を防ぐため、79カ国にCW-7と呼ばれる人工冷却物質が撒かれた結果、氷河期に突入した地球。1年かけて地球一周する列車「スノーピアサー」に乗車した人だけが生き残っていた。列車の中では階層分けされており、すべてを支配する富裕層は前方車両で贅沢な暮らしを送る一方、後方車両に住む貧困層では厳しい生活を強いられていた。貧困階級のカーティス(クリス・エヴァンス)は理不尽な支配に立ち向かうべく仲間と共に反乱を企て、拘束されていたエンジニアのミンス(ソン・ガンホ)を解放し、先頭車両を目指して戦いを挑むが、そこには思いもよらない罠が仕掛けられていた…。

◆『新感染 ファイナル・エクスプレス』 2017年公開
ソウルでファンドマネージャーをしているソ・ソグ(コン・ユ)は、娘のスアンが誕生日に母に会いたいという願いを叶えるため、別居中の妻のもとに娘を届けるべく、ソウル発釜山行きの高速鉄道KTXに乗り込んだ。直前にはソウル駅周辺で不審な騒ぎが起きており、発車直前にも異様な様子で車内に駆け込み倒れ込む女がいた。介抱しようとした乗務員が女に襲われゾンビのように狂暴化し、次々に周囲の乗客を襲い、車内は狂暴化した人間たちがひしめく地獄と化していく…。感染者の性質に気付いたソグは、感染者を中間の車両に隔離することに成功。しかし、その車両を挟んで娘と離ればなれになってしまったソグは、娘を守るため感染者のうごめく車両を突破しようとする―。

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最終更新日
2022-11-14 14:00:00
提供
映画の時間編集部

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