1968 年に創設された「シッチェス映画祭」は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年 10 月に開催されている映画祭。SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画に特化した「世界三大ファンタスティック映画祭」の 1 つであるとともに、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であるため世界でも権威のある国際映画祭です。
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、シッチェス映画祭で上映された作品の中から厳選した作品を日本で上映する、シッチェス映画祭公認の映画祭。日本のホラーファンからの熱狂的な支持を集めてきました。そして、今年も「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2022」の開催が決定!今年で9回目を迎え、東京はヒューマントラストシネマ渋谷だけでなく、初の試みとして池袋 HUMAX シネマズとの 2 劇場同時開催が決定しました!そのほか名古屋:シネマスコーレ、大阪:シネ・リーブル梅田、京都:アップリンク京都、さらに兵庫:CinemaKOBE も今年初参戦!10 月より全国開催いたします!
●あの名作のオマージュも!スティーヴン・キングを彷彿とさせるジュブナイルホラー
人里離れた一軒家を舞台に突然誘拐された少年たちの恐怖体験を描く絶叫ホラー『ビハインド・ザ・ドア誘拐』。メガホンをとるのは、『シャイニング』や『グーニーズ』などの子どもを襲う恐怖を描いた作品を愛するデイヴィッド・シャルボニエ、ジャスティン・パウエルの監督コンビ。前作『THE DJINN(原題)』では、言葉が話せない少年を主人公としたホラーで高い評価を集めた。
『ビハインド・ザ・ドア 誘拐』も 2 人の少年を題材とした 1 作。野球の試合前にキャッチボールをしていたボビーとケヴィンは、突如何者かにさらわれてしまう。危機一髪、車のトランクから逃げ出すことに成功したボビーだったが、響き渡るケヴィンの悲鳴を耳にし、親友を救うべく不気味な一軒家に忍び込む...。
果敢に恐怖に立ち向かっていく子どもたちの姿や『シャイニング』のオマージュなど、スティーヴン・キングやジャック・ケッチャムの小説を彷彿とさせる本作。そんな子どもに対し、一向に正体が明かされない犯人の不気味なこと...一体その正体、そして目的とは?
●人気海外ドラマ「THIS IS US」子役が恐怖に立ち向かう少年を好演!
親友を助けるべく奮闘する少年ボビー役にキャスティングされているのが、ロニー・チェイヴィス。人気海外ドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36 歳、これから」で主人公のひとり・ランダルの幼少時代を演じている注目株だ。
今回公開された予告篇でも、斧を手にした犯人に追われて震える姿から、友のために戦う覚悟を決めた顔つきまで、極限状態追い込まれた子どもが抱く恐怖や心の揺らぎを繊細に表現。散々な目に遭ってしまうボビー少年たちだが、果たして生き残ることができるのだろうか?
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