1989年に少女まんが雑誌『りぼん』で連載された不朽の名作『耳をすませば』 。読書が大好きな中学生の女の子・月島雫が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼び、1995年にはアニメーション映画が公開され、大ヒットを記録。その後地上波でも度々放送され、今なお色褪せない⻘春漫画の金字塔として、歴史に刻まれています。そんな伝説的漫画の実写化が決定し、10月14日に全国公開される。
コロナ禍での度重なる撮影中止...
清野菜名「不安の中、いろいろ皆で考えた。絶対に観て欲しい」
今回解禁されたのは、清野菜名がクランクアップ直後に作品への想いを語ったコメントを中心に構成された特別映像。
2020年3月のクランクイン以降、コロナ禍による度重なる撮影中止を受けながら2年の歳月をかけて2022年5月にクランクアップした本作。無事に自身の撮影最終日を迎え、メイキングカメラに映るのは開口一番「泣きそうです」と話す清野の姿だ。映像では、大人になった聖司を演じる松坂が平川監督の指示を受けながら真剣な眼差しでチェロに向き合う様子をはじめ、清野とともに早朝の高台で撮影を行う風景が収められている。また、中学時代の雫(安原琉那)と聖司(中川翼) が同じ高台の上で約束を交わすシーンや、年を重ねても変わらず深い友情で繋がっている夕子(内田理央)や杉村(山田裕貴)との撮影裏も。
「コロナが流行ってしまって、不安のなか、いろいろ皆で考えながら撮影をどう進めていくかとか、いろいろ大変だったなと思って。とても可愛らしく甘酸っぱい映画になったと思います。沢山の人に絶対に観て欲しいです」と熱い気持ちを涙を滲ませながら語る清野が印象的な映像となった。
併せて解禁されたメイキング写真では、満面の笑みで花束を抱える松坂桃李と、赤いコートに身を包み、気持ちよさそうに両手を広げる清野菜名の姿が映されている。
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©柊あおい/集英社 ©2022『耳をすませば』製作委員会