今年も『ザ・ユナイテッド・ステイツ vs.ビリー・ホリデイ』、『エルヴィス』、『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』など続々と注目の音楽映画が公開致します。音楽映画は、ドラマやドキュメンタリーに関わらず当時の記憶を呼び起こし、映画館という大音量で音楽を堪能し没頭できますよね。そこで、この夏~秋に観たい、珠玉の音楽映画を集めてみました。
●『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』
元ローリング・ストーン誌のベテラン編集者のジェイソン・ファインとともに、ゆかりの西海岸の街をめぐっていく。ホームビデオやレコーディング風景などの貴重なアーカイブ映像とともに、3 年間で 70 時間以上にわたるインタビュー撮影で語られるのは、プレッシャーに苛まれ陥った薬物中毒、自由と金銭を奪われ続けた精神科医との関係、そして亡くなってしまったかけがえのない兄弟への確執と愛情。波乱万丈な人生を送り、生きる喜びをシンプルに表現し続けた、ブライアンの軌跡を辿る旅路の果てに見えた素顔とは?
https://www.universalpictures.jp/micro/brian-wilson
●『クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男』 10/21(金)公開
プライマル・スクリーム、ジーザス&メリーチェイン、オアシスなどを見出し、世界 No1 のインディ・レーベルに上り詰めたクリエイション・レコーズの創設者アラン・マッギーの波乱万丈な半生を、製作総指揮にダニー・ボイルを迎え『トレインスポッティング』チームが映画化。90 年代にロック・シーンを席巻した「ブリット・ポップ」において、人気バンドを次々と世に送り出したクリエイション・レコーズ。「世界で最も成功したインディ・レーベル」とも言われ、メジャーに匹敵する影響力を持ったクリエイションを創設したアラン・マッギーとは一体どんな人物なのか。
https://creation-stories.jp/
●『ランディ・ローズ』 11/11(金)公開
クワイエット・ライオット、オジー・オズボーン・バンドの初代ギタリストであり、80年代、端正なルックスと華麗なるギタープレイで世界を魅了した天才ギタリスト、ランディ・ローズ。哀愁を帯びたギターソロは、無駄な音は一音も無い完璧なフレージングで、聴く者の心を鷲掴みにし、一気にギターヒーローとなった。人気絶頂期の全米ツアー中に起きた、突然の悲劇。今年で没後 40 年。一人のギター少年がロックスターへと昇華する瞬間、そして悲劇的な最期までを克明に捉えた、全音楽ファン必見の傑作ドキュメンタリー。
https://randy-rhoads.jp/
聴く者の心を浄化する歌唱と美しき旋律。元ビーチ・ボーイズのブライアンのプライベートに密着した初めてのドキュメンタリー『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』が、8 月 12 日(金)より TOHO シネマズシャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほかにて絶賛公開中です。
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