映画『不倫ウイルス』は、感染すれば愛していない人間とも肉体関係を結んでしまうウイルスが蔓延している世界で、本当の愛を見つけようとする人々の群像劇であり、アフターコロナの新《性》活様式を描いたラブコメディだ。
監督はバラエティ番組の放送作家から脚本家に転向し、テレビドラマ「世にも奇妙な物語」「ひぐらしのなく頃に」など数々の脚本を手がけてきた長谷川徹。2019年に自らの脚本を基に初監督した短編映画『失恋科』は映画少年映画祭でグランプリを受賞し注目を集めた。
2019年12月に『失恋科』と世界観を共有する本作の製作を開始。モーションギャラリーで行ったクラウドファウンディングでは180万円以上の支援を集めて話題となり、コロナ禍の緊急事態宣言で何度も製作中止の危機に晒されながらも、2021年2月に本編を完成させた。
“不倫ウイルス”に感染してしまった主人公・小石輝男役を、舞台作品で活躍中の俳優・依田啓嗣。輝男の妻・蓮役を女性アイドルグループ「民族ハッピー組」メンバーで本作が映画初出演となる馬渕恭子が演じ、さらにお笑いコンビ「インパルス」の堤下敦、『カメラを止めるな!』で知られるしゅはまはるみ、川上なな実、金子みひろという豪華キャストが脇を固める。
このたび、映画『不倫ウイルス』が2022年10月28日(金)より池袋HUMAXシネマズにて劇場公開されることが決定。あわせて本作のポスタービジュアルと出演キャストが一斉解禁となりました。
【STORY】
専業主婦の小石蓮は、夫・小石輝男の不倫を疑っている。ある日、 輝男は休日出勤すると言って外出した。蓮は不倫現場に乗り込む覚悟で輝男を尾行。だが輝男の行き先は会社でもホテルでもなく、病院だった。輝男の謎行動を疑問に思う蓮に、主治医の桐島真理子は「輝男さんは《不倫ウイルス》に感染している」と説明した。日本には古来から「浮気の虫」という言葉があるが、不倫や浮気は不倫ウイルスに感染したことによる病気の症状だったことが最新の研究で明らかになったのだ。不倫は人間が悪いわけではなく病気が悪い。 突然そんなルールに従えと言われても納得がいかない蓮は、 輝男が本当に自分を愛しているのか疑心暗鬼に陥る。一方で、 蓮への愛を証明しようと右往左往する輝男は、 不倫ウイルスを次々と他人へと感染させてしまい......。
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