アカデミー賞®作品賞を受賞した『グラディエーター』などの名匠リドリー・スコット監督が、アカデミー賞脚本賞®を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のマット・デイモンとベン・アフレックが黑澤明監督の『羅生門』から影響を受け 24 年ぶりにタッグを組んで参加した脚本を映画化!マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、そして 2019 年にエミー賞主演女優賞を受賞した注目の演技派女優ジョディ・カマーという豪華キャストを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー『最後の決闘裁判』が日米同日の10月15日(金)に公開。
この度、本作で迫力の決闘シーン裏側を描いたメイキング映像が解禁!
今回到着したのは、そんな圧巻の決闘シーンの撮影裏側に迫ったメイキング映像。宙に吊るしたレールを走るワイヤーカメラや大規模な機材を駆使した壮大な撮影風景の中で、スコット監督自らが「4台から5台のカメラで追っているんだ」と複数のカメラを用い、360 度全方向による撮影を行っていることについて説明。カルージュ役のマット・デイモンも「あらゆる方角から撮影しているよ」とスコット監督ならではの撮影方法に言及しているほか、「かっこいい決闘だ」と屈指のアクションシーンに自信を覗かせる一面を見せている。
過去、『プロメテウス』などでもスコット監督と一緒に組んできた著名な撮影監督ダリウス・ウオォルスキー曰く、「カメラを複数台使うってことは基本的に俳優の演技を考えているんだ。俳優が自由に動いたり、何度も繰り返す必要がないからね。決闘シーンはスタントコーディネーターのロブ・インチによって非常に素晴らしく構成されていた。初期のリハーサルから参加し、ロブと一緒にいろいろな撮影の案を練ったんだ。ワイヤーカメラと一緒に小型のカメラを使おうか、とか、とにかくいろいろな案を出して試したよ。」と試行錯誤して作り上げた決闘シーンの撮影を振り返っている。
さらに、甲冑をデザインした衣装デザイナーのジャンティ・イェーツ(『グラディエーター』でアカデミー賞R受賞)は、「スコットは「甲冑!甲冑!甲冑!」とにかく常に「甲冑!」って叫んでいたわ。」と監督の甲冑に対しての並々ならぬ想いを明かしており、「甲冑の参考にしたのは主に彫像だったの。彫像はイギリスやスコットランド、アイルランドやウェールズのほぼ全ての教会にあったわ。そしてそれらは甲冑の資料としては完璧で素晴らしいものだったの。アダムの甲冑に関していえばバークシャーのどこかの騎士のものをそのままコピーさせてもらったわ。」と驚きの制作秘話を語っている。
映像内ではその他にも、マルグリット演じるジョディ・カマーにスコット監督が演出をつける瞬間や、カルージュ演じるマット・デイモン、ル・グリ演じるアダム・ドライバーが、撮影の合間に「アダム、動けるか?」「もちろん」と会話した直後に、マットが「クソッ」と冗談を言う貴重なオフシーンも切り取られた。
女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うことを決断した女性・マルグリットの類まれな勇気を描きながら、中世フランスで法的に認められた最後の決闘裁判と、そのセンセーショナルな事件の当事者三人の視点から、それぞれの“真実”が語られる本作。何が本当なのか?裁かれるべきは誰なのか?異常なほどの緊迫感に包まれる映画館で、未だ疑惑が渦巻く歴史的裁判とその結末を目撃せよ!
1386 年、百年戦争さなかに実際に執り行われたフランス史上最後の“決闘裁判”は、600 年以上経った今もなお、この“決闘裁判”における判決が歴史家たちの間で物議を醸している、世紀を越えたスキャンダルである。“本当に裁かれるべきは一体誰なのかー” 『最後の決闘裁判』は絶賛公開中。
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