長年、見る者にトラウマを植え付けてきた、逃げ場のない殺戮の森シリーズ『クライモリ』が現代版として映画化。2003 年公開オリジナル『クライモリ』の脚本家アラン・B・マッケルロイが再び参加する。スティーヴン・キングも絶賛したシリーズ最新作は、ホラー界のヒットメーカーが集結した作品としても必見だ。
今回解禁されたのは、『クライモリ』シリーズで一貫した舞台となるアパラチアの森。「自分にとってすごく重要だったのは、映画の舞台となる場所で実際に撮影することだ。」と語るマイク・P ネルソン監督に加え、ミラを演じたエマ・デュモンも「本当に壮大で目を見張るような冒険のシーンになった」と語るほど、撮影の舞台となった森は、巨大な岩石群があり、洞窟が隠されている。森自体の雰囲気も相まって、恐怖の森を撮影にはもってこいのロケーション。アダムを演じたディラン・マクティーは、「実際に何度か迷ってしまって、俳優なのに現場で捜索された」とビックリするような裏話を披露。この作品は、この森の自然の中でほとんど撮影されており、急斜面での撮影もスタッフもキャストも大変な思いをした。さらには天気の変化にも対応しなければならなかった。一方で、撮影では、機材を軽量化したことにより、作品にスピード感を出せたと逆にうまくいった要因もあったとのこと。ありのままの自然を活用することによって、森に足を踏み入れた若者たちの不安な気持ちも表現できたと撮影スタッフは振り返る。大自然が生み出す、恐怖の森。『バイオハザード シリーズ』の製作陣を迎え制作された、映画史上最も残酷無慈悲な、15 禁の“森”に是非ご期待下さい。
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『クライモリ』10月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開
© 2020 Constantin Film Produktion GmbH 配給:AMG エンタテインメント