マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、そして 2019 年にエミー賞主演女優賞を受賞した注目の演技派女優ジョディ・カマーという豪華キャストを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー『最後の決闘裁判』が日米同日の10月15日(金)に公開。
この度、本作の本編映像が解禁!マット・デイモン×ジョディ・カマーによる迫力の演技が炸裂!
舞台は 14 世紀フランス。権力と地位を求めて苦闘する騎士ジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)の美しき妻マルグリット(ジョディ・カマー)が、夫の友人であり、宮廷から寵愛を受ける家臣ジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に乱暴されたと訴える。だがル・グリは無実を主張。真実が藪の中へと消えかけたとき、マルグリットの生命を賭けた闘いは“決闘裁判”へと委ねられた。それは、フランス国王が正式に認めた、神による絶対的な裁き─。勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者はたとえ決闘で命拾いしても罪人として死罪になる。そして、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けるのだ...。
今回到着したのは、マット・デイモン演じる騎士・カルージュとその妻・マルグリットが、決闘裁判の是非と、負ければ双方共に残酷な死が訪れるという絶望の淵に立たされ、激しく感情をぶつけ合う緊迫感あふれるシーン。周囲には噂話をささやきながら、二人を一瞥する野次馬たちが控え、孤独の中で“決闘裁判”に挑むカルージュと、周囲からの辱めの視線や圧迫に負けず、自分の信念を貫き通すマルグリットの勇気と覚悟を感じられるシーンだ。映像内では、マルグリットがカルージュに対し「負けたらどうなるか知りながら、黙ってたのね。」と厳しく問い詰める一幕が描かれ、続いて、「私の赤子の運命を決めるのは神じゃない」とマルグリットが妊娠している事についても明かされる。決闘に負ければ「この子は両親を失うのよ」と自身の命以上に、生まれくる新しい命のために心を砕くその姿は、母としての優しさと強さがにじみ出ている。
本作では、史実としていまだに真相不明な〈フランス最後の決闘裁判〉の行方を“三者三様”の視点から描き出す『羅生門』的構成が採用された。一つの出来事を 3 人の登場人物の視点で三度に渡って描き、同じ経験をする登場人物たちの異なる思惑や心理が、わずかな表情の違いやカメラワークによって積み重ねられていくのだ。そのような見事なまでの演出で“本当は一つしかないはずの真実”に迫る巨匠リドリー・スコット監督。彼の描く世界の中で、俳優たちに求められる演技は針に糸を通すかの如く、繊細で、正確で、緻密な表現力が必要だ。
今回解禁となったシーンでも、セリフの応酬のみで派手な動きが無いにも関わらず、マット・デイモンとジョディ・カマーによる迫力の演技が炸裂!緊張感、恐怖、絶望、怒り、悲しみが押し寄せる様が鮮明に切り取られており、アカデミー賞®主演男優賞、助演男優賞へのノミネートを果たし、ハリウッドで今日もっとも尊敬される俳優のひとりと評価されるマット・デイモンと、エミー賞主演女優賞(ドラマ部門)および英国アカデミー賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、リドリー・スコット監督の新たなミューズとして話題作への出演も続く、今最も注目の最旬女優ジョディ・カマーの競演を堪能できる貴重な映像となっている。
さらに、マルグリット役を演じたジョディは、「マットの演技を見ていて素晴らしいのは、スクリーン上で見るマットには常にどことなく暖かさが感じられることです。だから観客は、彼のことを自分が良く知っているような感覚を受けるんです。でも本作でのキャラクターは、他人をまったく寄せ付けないところのある、とても頑固で冷たい男で、そういう役を彼が演じるのを、わたしはこれまで見たことがありません。とにかく本作ではかなりいつもとは違う感じのマットになっていますよ。」とかつてないマット・デイモンの魅力が本作で味わえることを明かしている。
フランスで法的に認められた最後の決闘裁判と、そのセンセーショナルな事件の当事者三人の視点から語られる本作は、史実の憶説に対して、これまでにない方法で真相に迫ろうとする。何が真実なのか?裁かれるべきは誰なのか?異常なほどの緊迫感に包まれる映画館で、未だ疑惑が渦巻く歴史的裁判とその結末を目撃せよ!1386 年、百年戦争さなかに実際に執り行われたフランス史上最後の“決闘裁判”は、600 年以上経った今もなお、この“決闘裁判”における判決が歴史家たちの間で物議を醸している、世紀を越えたスキャンダルである。“本当に裁かれるべきは一体誰なのかー” 『最後の決闘裁判』は10月15日(金)より全国公開。
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