「サイダーのように言葉が湧き上がる」大貫妙子書き下ろしの劇中歌・スペシャルPV到着

「サイダーのように言葉が湧き上がる」大貫妙子書き下ろしの劇中歌・スペシャルPV到着

劇場オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』(松竹配給)が2021年7月22日(祝・木)にいよいよ公開。公開を前に、主題歌のnever young beachに続き、大貫妙子さんが書き下ろした劇中歌「YAMAZAKURA」を本編映像で綴ったスペシャルPV第二弾が到着!

大貫妙子書き下ろしの劇中歌「YAMAZAKURA」スペシャルPV公開!
もともと学生時代からファンだった大貫妙子さんの「春の手紙」(93年発売)を聴きながら『サイダーのように言葉が湧き上がる』の終盤のシナリオや絵コンテを書いていたというイシグロ監督。いざ制作も最終段階、音楽を発注するとなったときにダメもとで「大貫さんにお願いしたい」と希望を伝えてみたところ、なんと新曲書き下ろしでご本人が歌うという最高の形が実現することとなった!大貫さんへのオーダーする際には、本編には出てこないキャラクターの裏設定(ラフプロット)なども伝えたという。大貫さんはそれを丁寧に拾いあげて曲を完成し、さらに「これはあなたのことじゃない?」とイシグロ監督に言ったそうだ。「びっくりした、でも確かにそうだった」と語るイシグロ監督。

ミュージシャンを目指しながらも諦めたフジヤマ老人とイシグロ監督の心情がつながり「フジヤマ、そしてさくらの物語でもあり、そして自分の物語でもあることに気づいたことで、さらにこの物語が愛おしくなった」そうだ。

フジヤマ老人のなくしてしまったレコードの思い出の曲で、チェリーやスマイルも必死に探していた曲だ。劇中では「藤山さくら」の曲として登場する、いわゆるキャラクターソング的な立ち位置とも言える。さくら目線で書かれたこの「YAMAZAKURA」は若きフジヤマ老人との恋の記憶を歌詞としながらも、それはチェリーとスマイルの現在進行形の恋模様と重なっていく。今回公開となるPVでは、フジヤマとさくら、チェリーとスマイルがオーバーラップし、恋愛の喜びや葛藤、相手を大切に思う気持ちや気持ちを伝えたいという強い感情は、いつの時代も変わらない、世代を超えた普遍的なものであることを感じさせる。それだけではなく、青春期のこの感情は、一生の宝物であるということも。大貫妙子の深く包み込む様な歌声が、全ての世代の人々の心に染み入る!

また、映画の公開を記念して、キャスト・監督出演のスペシャル特番が放送決定!
「自分と似ている部分がたくさんあって、すごく大好きな役になりました」と語るチェリー役・市川染五郎、「すごくポジティブな女の子なので、私自身もすごくパワーをもらった気がします」と語るスマイル役・杉咲花、そして「ポジティブなメッセージをお客様に受け取って欲しい」と語るイシグロキョウヘイ監督が登場する。
主題歌を担当したnever young beachについて「もともとnever young beachが好きで聴いていて、こんな形でご一緒できるのがすごく嬉しい」(杉咲)、最も印象に残ったキャラクターについて「キャラクターというか・・・山寺(宏一)さん。まさか猫も演じるんだ・・・」(染五郎)と話すなど、この番組だけの3人のリラックストークも必見。
そしてなんと映画本編より冒頭19分52秒を特別先行公開!!シティポップの色彩に彩られ、アニメーション表現ならではの静とダイナミックな動が楽しめるチェリーとスマイルの出会いのシーン。公開への期待が高まる特番となっているのでお見逃しなく!

©2020フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会

最終更新日
2021-07-13 18:00:00
提供
映画の時間編集部

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