1956年にアメリカで発表されて以来、ハリウッド映画に多大な影響を与え、60年以上経つ今でも色褪せぬ伝説の小説「夏への扉」(著:ロバート・A・ハインライン)が待望の映画化、『夏への扉 ーキミのいる未来へー』が6月25日(金)に公開。
この度、本作の公開を記念して、東京タワーにてライトアップイベントを開催!イベントには主演の山﨑賢人をはじめ、清原果耶、藤木直人、夏菜、高梨臨、そして本作のメガホンをとった三木孝浩監督が登壇。本作の公開を記念して、豪華キャスト・スタッフ陣が東京タワーのふもとに集結した。
多くの報道陣の前に姿を見せた主演の山﨑は「公開は延期となってしまった作品ですが、タイトルが『夏への扉』なので6月に公開できるのは逆に良かったんじゃないかと思っています。本当に、やっと公開するんだなと思うとワクワクしますね」とコメント。公開延期を乗り越え、ようやくファンの方々に届けられることに対し、楽しみで仕方がない様子。
本作の胸アツシーンについての質問に対し、山﨑は「清原さんと一緒のシーンでしたが、時を超えるからこそ、普段の何気ないセリフがカッコよくなるなと思いました。すごく好きなシーンですね」とコメント。さらに「あと藤木さんとのシーンもですが、時を超えるからこそ、、良いんですよね」と劇中のセリフを言わない山﨑に対して三木監督が「ネタバレをしないように配慮してるんですよ」とフォロー。山﨑も「言っていいですかね?」と気にしながらも「『さっきはごめんね』というセリフなんですが、”さっきは”なんですよ。その間に、時を超えて色々なことがあっての”さっきは”というセリフになるのが、何て素敵なんだろうと思いました」と振り返った。清原は「冒頭で山﨑さん演じる宗一郎と音楽を一緒に聴くシーンですね」と回答。「この二人だからこその距離感で、『またあの曲?』というやり取りが、じんわり胸が温まるシーンだなと思いました」と宗一郎と璃子の微笑ましいシーンを挙げた。そして、「恐らく人生で一度きりだろう」と本作でロボットの役を演じた藤木は「今回は賢人くんとバディを組めるということがオファーを受ける大きな決め手でもあったので、やはり宗一郎との別れを惜しむシーンですね。完成されてそのシーンを見て、胸がジーンとしましたね」と撮影時を述懐した。
そして、本作はラストに最高のサプライズが控えており、LiSA 書き下ろした本作の主題歌が「サプライズ」という曲名にちなみ、最近身の回りで起きたサプライズについての質問へ。山﨑は「兄の子供が今 2 歳なんですけど、今までは会う度に泣かれていたんです。でも、この間会ったら僕のことを『ケンちゃん』と呼でくれて、嬉しいサプライズでしたね」と嬉しそうに語り、清原は「少し前の話なんですが、撮影現場で誕生日を迎えたときに、サプライズで役のイラストが入った T シャツをいただきまして本当に嬉しかったです」とコメントした。藤木は「娘の誕生日に、サプライズで誕生日の飾り付けをしようと思ってバルーンを注文したのですが、空気が入っていないバルーンが届き、全てのバルーンに空気を入れるのに半日かかりました笑」とサプライズをするつもりが、思ってもみないサプライズが待っていたことを明かした。そして、夏菜は「今年結婚したのですが、プロポーズをサプライズで海でしてもらって、すごくロマンチックだったんですが、その後”5 時のチャイム”が鳴って、それが一番のサプライズでしたね笑」と会場を笑わせた。高梨はサプライズをする方が好きとのことで「誕生日の方にお花とかワインを送るのにハマっていますね。コロナ禍ということもあり普段会えない分、何をプレゼントしたら喜んでくれるか考えるのが楽しいです」と笑顔で答えた。最後に三木監督は「今日は夕方まで雨が降っていましたが、イベント前に雨が上がってくれたのは良いサプライズでしたね」と雨が上がり、晴れた空を見上げながら感謝した。
時を超える純愛ラブストーリーである本作にちなみ、東京タワーが恋の色(ピンク)に染められた。カウントダウンが始まり、山﨑が点灯スイッチを押すと東京タワーがあざやかなピンクに包まれ、登壇者たちも美しく輝く東京タワーを見上げながら拍手を送った。
最後に山﨑は「この作品は本当に、レトロでチャーミングで、色んな愛の形が詰まった作品、そしてラストにはものすごく幸せなサプライズが用意されています。本当に様々な世代の方々に楽しんでいただける作品です。今日はありがとうございました!」と恋の色にライトアップされた東京タワーに別れを告げ、イベントは終了した。