クロックワークス配給作品『コンティニュー』が6月4日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開。
謎の殺し屋集団から死に追い込まれる同じ1日を無限に繰り返している男・ロイ。どうすればこの死のループから抜け出せるのか?なぜ狙われるのか?タイムループの中でレベルアップし真実に近づいていくー。『インセプション』の世界をひっくり返すようなどんでん返しに、ド派手でスタイリッシュなアクションをぶち込み、まるで 対戦型格闘ゲームのステージをクリアしていくような斬新な世界観で描かれる、新感覚のSFアクション超大作がここに誕生!
本作でメガホンを執ったのは『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(10)で知られるアクションの⻤才、ジョー・カーナハン。ライアン・レイノルズ、ベン・アフレック、クリス・パインなど、今や主役級のスター達が集結したバイオレンス・アクション『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』(07年)をはじめ、リーアム・ニーソンが極寒の雪山でサバイバルを繰り広げる『THE GREY 凍える太陽』(12)や、脚本を手掛けたウィル・スミス主演の『バッド・ボーイズ』シリーズ第3弾、『バッドボーイズ フォー・ライフ』(20)など、痛快なアクションに加え、スタイリッシュで派手なバイオレンス・シーンにも定評があり、マッチョな作品を自由自在に描いてきたカーナハンだが、本作ではアクションに加えて笑いや、シリアスなドラマの要素も描かれる。「誰だって、過去の作品を超えることを願いながら作品を作り続けるものだ。この作品を撮ろうと思ったのも、そういう気持ちと大いに関係していると思う。私は笑うのが大好きだし、アクション映画も大好き。それにドラマも大好きだからね」 と語るカーナハン。さらに『コンティニュー』のトーンを作り出すのにはかなり苦労したと話す。「綱渡りの綱の上を忍び足で歩くような感じで、出し過ぎも控え過ぎもないようにかなり気を配ったよ。興味深いプロセスで、すごくやりがいがあった。この作品をジュースに例えれば、すごく絞りがいがあったという表現がぴったりだよ」と慎重な作品づくりの過程があったことを明かす。何度も同じ日を繰り返しレベルアップしていく、ゲームの世界でおなじみのコンセプトを取り入れながらも、何度もその瞬間を繰り返すことで自らの過ちを見つめ直してくという感情に訴えるテーマを土台に構築されているストーリーに「この手のジャンルの映画制作に関われてとても幸運だと思う。アクションドラマでマッチョなストーリーでありながら、考えさせられる作品を作れるのだからね」と語る一方で「アクションは、私の感性に訴えてくるジャンルだ。私自身が見たいものなんだ。私は『いつか晴れた日に』を見るか、800回目の『ダイハード』を観るか選ぶとしたら、私はたぶん『ダイハード』を観るだろうね」 と根っからのアクションマニアとしての気質を強調。豪快なアクションもさることながら、知的で独創的なSFドラマ展開も本作の重要な見どころとなっている。
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