TBSテレビで2016年、2018年に放送され大人気を博した松本潤主演の連続ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」が、映画になって帰ってくる!『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE(仮)』として、この冬全国公開することが決定。
本作は、個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント。松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビが再び日本全国に旋風を巻き起こします!
タイトルの「99.9」が意味するのは、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)。99.9%という世界一の有罪率を誇り、日本の司法制度の高い信頼性の証明とも言える一方、一旦起訴されると検察の考えたストーリーが正しいと鵜呑みにされがち、という大きな落とし穴が。さらに、刑事事件を専門に扱う弁護士の数も極端に少ないため、丁寧に検証することは極めて困難。しかし、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも、残り0.1%が確定しない限り、それは本当の意味で“事実”に辿り着いたことにはならないー。本作は、その最後の「0.1%」まで諦めず事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描いた物語です。
ドラマは16年4月17日~6月19日に「SEASONⅠ」、18年1月14日~3月18日に「SEASONⅡ」がTBSテレビ日曜劇場で放送。わずか0.1%の無罪の可能性にこだわり事実を徹底的に追及する弁護士・深山と、そんな深山とチームを組む元検事のベテラン敏腕弁護士・佐田との絶妙な掛け合いが大きな話題になったほか、事実を解き明かしていく痛快なストーリー、個性豊かな法律事務所の面々のチームワーク、随所に散りばめられた小ネタや親父ギャグ、心温まるストーリーといった数々の魅力が多くの視聴者の心を掴み、圧倒的な支持を得ました。
平均世帯視聴率は「SEASONⅠ」が17.2%、「SEASONⅡ」が17.6%。「SEASONⅡ」の平均世帯視聴率は18年民放連続ドラマのトップとなったほか、最終話の世帯視聴率は21.0%に達し、同年の民放連ドラで唯一の20%超を記録(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。最終話放送後も「終わってほしくない!」「SEASONⅢ、待ってます!」「またチームの活躍が見たい!」という声がSNS上や公式サイトのメッセージ欄に溢れ、“99.9ロス”になる視聴者が続出するなど、その人気は根強く、昨年20年5月31日から5週連続で放送された特別編では、新たに収録された松本をはじめとするキャスト陣の和気藹々としたトークも大きな反響を呼びました。
今回の映画化は、「たくさんの方々からの続編を望む声をお寄せいただいたことを受けて、この度シリーズ第三弾を劇場版として制作することが決定しました」(制作スタッフ)と、まさに“待望”の映画化。
主演の松本にとっては、昨年末の「嵐」の活動休止後、本作が俳優としての初仕事となり、主演映画としては『ナラタージュ』(17)以来4年ぶりとなります。そしてこの度、松本潤、香川照之からコメントも到着!
松本は「僕の大好きなキャラクター『深山先生』をまた演じられる事をとても嬉しく思います」と喜びを語りながら、「先の見えない大変な日々が続いていますが、観てくれる人の笑顔を想像しながらスタッフ一丸となって真面目に楽しんで制作していきたいと思います!!」と意気込み、香川も「私が一番「私自身」でいられる唯一無二のコンテンツ」と「99.9」への深すぎる愛とともに、松本の演技へも「とんでもないカオス的フリーダムがスクリーンに炸裂する気がする!」と熱い期待を寄せており、二人の息のあった(?)コンビぶりにも期待が高まります。
さらに解禁されたビジュアルには、松本、香川のほかにもうひとり、謎の女性のシルエットも!「SEASONⅠ」のヒロイン・榮倉奈々、「SEASONⅡ」のヒロイン・木村文乃に続く、新たなヒロインが登場!?果たして深山と彼女との関係は―?今後発表される豪華キャスト陣にも要注目です。
ストーリー内容はまだベールに包まれているが、事件も敵もトリックも、そして親父ギャグも、すべてがパワーアップ!この冬、“チーム99.9”が、日本中を笑顔にする最高に痛快な作品をお届けします!!ぜひご期待ください。
(C)2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会