超絶技巧のアニメ表現で世界を魅了し続けるスタジオライカ最新作『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』が 11 月 13 日(金)新宿バルト 9 他全国順次公開。
今年設立 15 周年を迎えるスタジオライカ最新作として、ストップモーション・アニメ史上初となるゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞を受賞する快挙を成し遂げたほか、アカデミー賞長編アニメーション賞ノミネートされるなど世界中から絶賛の声が上がっている。主演のライオネル卿を演じるのは、日本でも人気を博す『X-メン』(00)シリーズ、『グレイテスト・ショーマン』(17)等のヒュー・ジャックマン、相棒の Mr.リンクを演じるのは、『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(09)で強烈なインパクトを与えたザック・ガリフィアナキス、そして、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)のヒロインとしても知られるゾーイ・サルダナが、彼らと旅を共にするアデリーナを演じている。英国紳士ライオネル卿と〝生きた化石′′Mr.リンクとの超ユニークな凸凹バディが、いま、想像を超えるエモーショナルな冒険に飛び出します!
この度、本作の制作過程を収めたメイキング映像が解禁!
対象物を小刻みに操作して、個々にコマ撮りを行うことで、連続して再生したときに対象物が動いているように見せる撮影法“ストップ・モーション”を用いて制作された本作。今回到着したのは、その制作過程を見て取れる見応え抜群のメイキング映像。大の大人が何人も入り込める壮大なセットから、人が一人入るのがやっとという限られたスペースでの細かな作業、少しずつ動かされていくことで生命が吹き込まれていくパペットのキャラクターたち。CG や最先端技術も使われているとはいえ、全てが手作業で生み出される映画の世界に圧倒され、目を疑う驚きのメイキングが到着した。
ライカのアニメーターたちは小刻みな画像を 1 秒に 24 コマ(!)という最大数で撮影。約 2 時間の映画を完成させるまでには、途方もない地道な労力が必要になる。気が遠くなるほどの時間と手間をかけ、世界最高峰のクリエイターたちが血と汗のにじむ努力をして初めて完成させることのできるライカ作品。彼らの魂が込められているからこそ、観客はスクリーンに映っているのが身長 30 センチのパペットであるということを忘れ、今まで見たことのない世界を冒険できるのだ!
本作ではライカ設立 15 周年を記念するスペシャルな作品ということもあり、劇中には意外なキャラクターたちが登場しているかも?ぜひ、劇場でお確かめ下さい!
◆想像を絶する数字トリビア
1 ペタバイト(100 万ギガバイト)......視覚効果チームが使用したデータ容量
1 億 1200 万時間(1 万 2785 年相当)......映画全体の映像処理に費やした時間
10 万 6000 通り......作品のために作られた顔パーツ数の合計(『コララインとボタンの魔女』約2万、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』約 6 万 4 千)
3 万 9000 通り......ライオネル卿の顔パーツ数
2 万 7000 通り......Mr.リンクの顔パーツ数
1 万 3000 通り......アデリーナの顔パーツ数
2000 通り......3D プリンティング部門が 1 週間に作成した顔パーツ数
1486......ショット数(*ライカ史上最多)
531......視覚効果チームが制作した CG 数
182......視覚効果チームが制作した CG キャラクター数
110......セット数(*ライカ史上最多)
65......ロケーション数
象のパペット......重さ 16.3 キログラム(36 ポンド)
Mr.リンク......ライカ作品の主人公として最も重いパペット。内部には、呼吸や腹部の動きを可能にする装置や金属部品がいっぱいに詰め込まれている。パペットを動かすために、ここまで詰め込んだのは初の試みであり、これによってキャラクターのユーモラスな表現が可能になったと言う。
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