他人は見えない“空想上の親友”ダニエルが、観る者を耽美と狂乱の世界へ誘う『Daniel Isn't Real(原題)』。注目の二世俳優同士の共演や、予想を裏切るまさかの展開で世界を熱狂させた異色作が、邦題を『ダニエル』として2021年2月5日(金)より日本公開することが決定。
本作のタイトルでもある「ダニエル」とは、主人公ルークにしか見えない“空想上の親友(イマジナリー・フレンド)”。幼少期のある事件をきっかけにその存在を封印していたルークだったが、時が経ち孤独と不安に苛まれたことで、長年の封印からダニエルを呼び起こす。カリスマ性溢れる美青年の姿で現れたダニエルの助言によって、ルークの生活は一変。何もかもが順調に進み、やがてダニエルが必要なくなっていく。しかしダニエルはそれを許さず、次第にルークの精神を支配しようと動き出す─。果たしてダニエルの目的とは?彼は一体何者なのか?
内気で繊細な青年と、圧倒的カリスマ性を持つ“空想上の親友”、両極にある二人の恐ろしくも美しい関係を描いた本作。二人の男を演じたのは、ハリウッドを代表する若き二世俳優たち。
主人公ルーク役は、『ショーシャンクの空に』のティム・ロビンスと『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したスーザン・サランドンを両親に持つ、ハリウッド屈指のサラブレッド俳優マイルズ・ロビンス。ダニエルに翻弄され自己喪失していく難しい役どころを熱演し、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で男優賞を受賞。
初主演映画にして高い評価を集め、若手演技派として注目されている。妖しくも美しいダニエル役には、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子であるパトリック・シュワルツェネッガー。端正な顔立ちながら、“シュワちゃん”の面影も感じさせる親しみやすさで人気急上昇中の注目株だ。本作では、爽やかで愛嬌溢れるこれまでのイメージから一変、妖艶さ漂う謎多き“空想上の親友”役に挑戦。美しさの中に狂気を感じさせるキャラクターで新境地を見せている。異色のブロマンスから狂乱のクライマックスへ、予想もつかない展開を迎える二人を見事に演じ切った、マイルズとパトリックの熱演は必見!
製作を手掛けたのは、世界的大ヒットシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』の主演でも知られるイライジャ・ウッド。2010年に制作会社を設立して以来、個性的な作品を精力的に製作し、今や映画ファンからもプロデューサーとして一目置かれる存在となっている。監督、脚本を担当したのは、次世代のスリラー/ホラーの担い手として期待を集めるアダム・エジプト・モーティマー。自身も子供の頃に“空想上の親友”を持った経験があり、本作の作り手にふさわしい逸材だ。
世界が熱狂したイマジナリー×スリラーが、ついに2021年日本上陸!あなたのもとにも“ダニエル”がやってくる─!
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