12月18日(金)より、映画『ナイル殺人事件』を全国公開。“ミステリーの女王”の異名を持つアガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今もなお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。時代を超越した人気シリーズの中でも、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する1937年に発表された「ナイルに死す」。
この度、本作の舞台となるナイル川クルーズの一端を映し出した、ゴージャス且つ危険な香りが漂う場面写真が解禁となった。解禁された写真には、本作の舞台となる豪華客船カルナック号の船内や、エジプト ナイル川クルーズを堪能するポアロを含めた乗客たちの姿が映し出されている。
豪華なホールでの楽し気なダンスや、ボートでの遊覧に興じる乗客たち。その様子は気品と優雅さに満ち溢れており、当時のゴージャスな上流階級の生活が伺える。注目は、美しき大富豪の娘 リネット(ガル・ガドット)と、夫のサイモン(アーミー・ハマー)。新婚旅行中の2人はどの画像をみても幸せそうで、正に美男美女の理想のカップルだ。しかし、この幸せな船旅で悲劇が起こる。あろうことか、リネットが何者かに殺されてしまうのだ…。容疑者は乗客全員。幸せなひと時を享受しているかのような笑顔を見せているが、全員にリネット殺害の動機があるのだ。
画像の中で、一人船内を見上げるポアロの視線の先には、本当の犯人の姿が見えているのかもしれない。旅情感溢れるゴージャスなナイルクルーズの裏に、これから待ち受ける愛と嫉妬、そして欲望にまみれたミステリーの香りが漂っている。
ケネスは、本作について「この上なく華やかな舞台で、愛の威力にむしばまれていく様が描かれており、ポアロは富、権力、財産、影響力、魅惑、恋愛、豪華な衣服、高級なワイン、素晴らしい旅を目の当たりにするのです」と大スクリーンでこそ味わうべき、日常では味わえないゴージャスな世界が描かれていることを語りつつ、「観客はナイル川を下る旅を通して、エジプトの荘厳な輝きに飛び込み、心から楽しめることができると思っています」と、没入感溢れる映像体験ができることを請け合っている。
ナイル川を往く豪華客船内で起こる殺人事件、そして次第に浮き彫りとなるそれぞれの思惑と複雑に絡み合う人間関係…。ミステリーの秋にふさわしいドラマチックな豪華ミステリー・クルーズに、今世界が注目をしている。
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