2019年にドイツのバイエルン映画祭で最優秀作品賞に輝き、世界各国の映画祭で数々の観客賞を贈られた『キーパー ある兵士の奇跡』を10月23日(金)新宿ピカデリーほか全国公開!
第二次世界大戦で捕虜としてイギリスの収容所に送り込まれたナチス兵士のバート・トラウトマンが、終戦後にイギリスとドイツを結ぶ平和の架け橋となり、やがて国民的ヒーローとして敬愛されたという驚くべき実話から生まれた物語。トラウトマンには『愛を読むひと』のデヴィッド・クロス、彼の妻のマーガレットには『サンシャイン/歌声が響く街』のフレイア・メーバー。〈敵〉とみなしていた相手を〈人〉として愛し始め、やがて固い絆で結ばれていく二人の姿に誰もが心を深く揺さぶられるだろう。
『愛を読むひと』の“あの少年”がスクリーンで立派な成長を遂げていた…!世界中の映画祭を魅了 デヴィッド・クロス新場面写真到着!
主演のトラウトマンを好演するのは、現在30歳、ドイツ出身のイケメン俳優デヴィッド・クロス。本作で純粋な眼差しでサッカーをプレーする姿や、最愛の人の前で見せる無邪気な笑顔は、少年のようなあどけなさを感じさせながらも、元ナチス兵として過去のトラウマに苦しめられるシリアスな表情や内面の葛藤もみせるその成熟した演技は、まるで別人かと思わせるほど。
これまでデトレフ・ブック監督『Tough Enough』、本国のドイツで観客動員数が110万人を超す大ヒットを記録『クラバート 闇の魔法学校』に主演、そして、ケイト・ウィンスレットがオスカー受賞を果たした『愛を読むひと』では、ケイト演じる年上のハンナに恋する15歳のマイケルを好演。青年の苦悩を等身大で挑み、ヨーロッパ映画賞ノミネート、同年には、カンヌ国際映画祭で有望な若手俳優に贈られるショパール・トロフィー、同じくベルリン国際映画祭のシューティング・スター賞を受賞し、世界的に高い評価を得た。その後、アカデミー賞6部門ノミネート、巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督『戦火の馬』『栄光のランナー/1936ベルリン』『検事フリッツ・バウアー ナチスを追い詰めた男』『バルーン 奇蹟の脱出飛行』などの作品で幅広いキャラクターを演じ、着実にキャリアを積み重ねていく。
解禁されたクロスの新場面写真では、強い眼差しでゴール前を守る姿や、収容所内で手をあげているカットがきりとられている。戦後のドイツとイギリスという敵国同士の間に置かれ、苦境に立たされ、さらには想像を絶するような拒絶に立ち向かいながらも、一つの光を見つけ自らの力で掴み取ったトラウトマンを演じたクロスの姿は、世界各国の映画祭で感動を呼び、多くの観客を魅了した。10年の時を経て、『愛を読むひと』のあの少年が、立派な成長を遂げ、スクリーンで大活躍している姿は、映画ファンであれば誰しも胸が熱くなるはず…。クロスが俳優としてさらなる飛躍を遂げた本作に、ぜひご注目ください!
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