平素よりお世話になっております。ナチス占領下のノルウェーで、スパイとしてナチスに潜入していた女優の真実を描いた映画『ソニア ナチスの女スパイ』(9月11日(金)より新宿武蔵野館ほかロードショー)本編の冒頭映像が初解禁。
激動の時代を生き抜いたソニア・ヴィーゲットの真実の物語
第二次世界大戦中のナチス占領下のノルウェーで女優として活躍するソニア・ヴィーゲット。ナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェンは、彼女の人気に目を付けてプロパガンダに利用しようとしていた。その一方でソニアはスウェーデンの諜報部からスパイとしてナチスに潜入することを要請される......。ドウェイン・ジョンソン主演の『ヘラクレス('14)』や HBORの海外ドラマ『ウエストワールド』などに出演し、国際的に活躍するイングリッド・ボルゾ・ベルダルがソニア・ヴィーゲットを体当たりの演技で熱演。『ダウンサイズ』のロルフ・ラスゴード、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のアレクサンダー・シェーア、『プラネタリウム』のダミアン・シャペルなど、ハリウッドで活躍するキャストが脇を固める。監督は、長編『The King of PingPong(英題)』でサンダンス映画祭グランプリを受賞したイェンス・ヨンソン。脚本は『ヒトラーに屈しなかった国王』でノルウェー・アカデミー賞(アマンダ賞)の脚本賞を受賞したハラール・ローセンローヴ=エーグとヤン・トリグヴェ・レイネランドが務める。女優として活躍しながらスパイとしてナチスに潜入した実在の女性ソニア・ヴィーゲット。ナチスと闘った彼女を待ち受ける運命とは――。第二次世界大戦の終結から 75 年。歴史の裏側に隠された驚愕の真実が明かされる。
この度解禁された冒頭映像は約4分半。暗がりの部屋で机に並べられた書類を撮影する女性の影とともに「ソニア・ヴィーゲットが忘れ去られたことには私のにも責任がある」という謎の男の声が響く。ノルウェーのオスロのとある劇場では、華やかの舞台上で拍手喝采を浴びる女優ソニア・ヴィーゲット。大観衆の前のスクリーンにはソニアの主演作品が上映され、観客は羨望の眼差しで見つめている。その中には、ナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェンの姿が。「今週末の晩餐会にゲッベルスが来るんだ。彼女も同席を」と映画監督に告げるテアボーフェンは彼女の美貌に惚れ込みナチスのプロパガンダに利用しようと思いつく。監督は次回作にソニアを主演で「エルサ」を成功させるため、ソニアに晩餐会への出席を懇願するが戸惑うソニア。その様子を見た友人から「あなたはナチスのシンパに称えられたいの?」と訴えかけられる。「人は思う。“自分は戦争には関わらない”。だがどちらにつくのか、選択を強いるのが戦争だ」と語られた冒頭の台詞のように、歴史に翻弄された 1 人の女優がいったいどんな数奇な運命を辿るのか、まさに期待が高まる冒頭映像シーンとなっている。
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