「クローズド・ノート」「検察側の罪人」の雫井脩介が執筆時、最も悩み苦しみ抜いたという、著者渾身のサスペンス小説「望み」。読者満足度は驚異の100%(ブクログ調べ)を記録し、累計発行部数は20万部超えのベストセラー小説が満を持して映画化!監督を務めるのは、様々な分野で幅広いジャンルを手掛けるエンターテイメントの旗手・堤幸彦。主演を務めるのは、これまで数々の映画賞を受賞し、痛快なコメディ作品からクラシカルな文芸大作の舞台もこなす、日本を代表する名優・堤真一。家族のメンバーに石田ゆり子、岡田健史、清原果耶が集結。家族を取り巻く重要人物には、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太ら、豪華キャストが刺激的でサスペンスフルな演技合戦を繰り広げる。映画『望み』は10月9日(金)公開。
この度、本作で初共演を果たした主演の堤真一と、石田ゆり子の姿をとらえた新場面写真が解禁!
成功した建築家であり、一家の大黒柱である石川一登を演じた堤は、本作では思春期の息子を持つ父親という難しい役に挑戦。堤幸彦監督は、そんな堤の演技を「実力派ならではの大胆な演技と神経質な演技の両方を兼ね揃え、まるで役を生きているようだった。」と絶賛している。一方、石田は、在宅で校正の仕事をする知的で優しい母・貴代美を繊細に演じる。息子の規士(岡田健史)が同級生の殺人事件への関与を疑われ世間から憶測と中傷が飛び交う中、ひたすらに息子が生きて帰ってくることを願い、殺人犯の母として生きる覚悟を決める強さを兼ね備えた母親を見事に演じた。そんな石田の演じる貴代美に対し「もらい泣きしたところが何度もあった。石田さんの品の良さが100%発揮された。」と堤監督も評価する。刻一刻と感情が揺れ動く複雑な家族関係を表現できる理想的なキャスティングが揃った本作。そんな実力派俳優たちが全身全霊を込めて臨んだ演技によって完成された作品を観た原作者の雫井脩介は「自分の作品の原作映画でこんなに何度も泣かされるなんて!」と、絶賛のコメントを贈っている。一流のキャストと一流のスタッフが揃い作り上げた究極のサスペンス・エンタテインメイト、その緊張感を是非劇場で体感してほしい。
(C)2020「望み」製作委員会