「何か匂う映画にしたかった」若い男女の切ない逃避行『ソワレ』 メイキング画像WEB解禁

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“豊原功補、小泉今日子、外山文治監督らで立ち上げた映画制作会社「新世界合同会社」の第 1 回目のプロデュース作品『ソワレ』が2020年 8 月28日(金)より、全国公開。本作は、老老介護の厳しい現実を見つめた短編『此の岸のこと』や長編デビュー作「燦燦 ‐さんさん‐」で海外からの絶賛を受け、センシティブな感性で唯一無二の世界観を作り出す新鋭・外山文治がオリジナル脚本で挑む長編映画。主人公・翔太を演じるのは類稀なる吸引力で日本映画の台風の目になりつつある実力派俳優・村上虹郎と、100人以上のオーディションから大抜擢された最注目の新星・芋生悠の2人を W 主演に迎え、若い男女の切ない逃避行を映し出します。

この度、本作のメイキング画像が解禁に!合わせてプロデューサー陣らが本作に込めた熱い想いを明かすコメントが到着!!この程解禁されたのは、映画『ソワレ』のメイキング画像 8点。和歌山県でのオールロケを敢行し、昨年の 7 月に約 3 週間かけて撮影された本作。許されぬ罪を犯し、追われる身になった翔太(村上虹郎)とタカラ(芋生悠)の 2人が真剣な様子で外山監督の演出を受ける姿や、劇中ではなかなか観ることができない笑顔を見せる 2人、さらには、裏方として現場を支えていたというプロデューサーの豊原功補氏、アソシエイトプロデューサーの小泉今日子氏らの姿も切り取られている。
本作は、自ら立ち上げた映画制作会社「新世界合同会社」の 1 作目ということで、並々ならぬ熱い想いを抱いていたという外山監督とプロデューサーの 2人。もともと、豊原氏と小泉氏が外山監督の『此の岸のこと』を観て感銘を受けたことをきっかけに交流をスタートさせたのだが、舞台のプロデュースや演出を手掛けていた豊原氏は「いつか映画を」という気持ちがあったそうで、外山監督との出会いを機に、急遽、映画制作会社となる「新世界合同会社」を設立したのだとか。豊原氏は「何かが始まるときってこうだよなと。あれよあれよという間に、ここまで来ていました。」と当時を振り返っている。
本作の制作にあたり「どこまでアナログでできるか。その想いは(プロデューサーとして)ありました。」と明かす豊原氏。その想いに応えるように、外山監督は練りに練った脚本を 10 ヶ月かけて完成させた。外山監督は、「これまでより大きな作品を手がけるわけですから、どこか保守的なホン(脚本)を書いたり、保守的な人選をしようとしていた。そこを「いや、やっちゃえ!」と、おふたりが(背中を)押してくれたんです。」と語っており、完成した脚本はプロデューサー陣からのバックアップがあればこそだったのだとか。こうして完成した脚本は、可能な限りのセリフを省き、不要な情報を削ぎ落とした映画らしさが漂うものに。豊原氏曰く、「『ソワレ』は、危険性が強いわけでも、バイオレンスやセックスがあるわけでもない。でも、何か匂う映画にはしたかった。」と本作に込める想いを明かしている。

「現時点での外山文治の集大成」と小泉氏が明かす通り、センシティブな感性で唯一無二の世界観を作り出す新鋭、外山文治監督のすべてが詰まった本作。そして、この若き才能とともに日本映画の未来を見つめ、手探りで映画初プロデュースに果敢に挑んだ豊原功補と小泉今日子氏の熱き想いが詰まった映画『ソワレ』を、ぜひ劇場で堪能してほしい。

(C) 2020 ソワレフィルムパートナーズ

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最終更新日
2020-08-20 18:00:00
提供
映画の時間編集部

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