大切なものを失った人たちの”10年間“の足跡を描いた感動作『ステップ』が、7月17日(金)より全国公開。
妻に先立たれてから1年。娘の美紀と再出発を決意した健一。“なんにも思い通りにならない。”仕事と育児の両立に悩みながらも、ゆっくりと成長していく姿は、現代社会の忙しさの中、自分自身の大切なものを見失わないように懸命に生きる全ての人の心を刺激します。突然の生活の変化の中、悲しみや不安を抱えながらも、一歩一歩ゆっくりと歩んでいく家族の姿は、この不安定な時代に生きる人々の心を包み、励ましてくれる物語となっている。
遂に公開を迎える本作から、山田演じる健一の、微笑ましくも切ない“子育てシーン”映像が到着!
妻に先立たれ、幼い娘・美紀と二人きりの再出発を決意した健一は、子育てと仕事の両立に奮闘しながら、毎日を慌ただしく過ごしている。この度解禁された映像では、会社での仕事を終えた健一が、保育園から連れ帰った美紀に食事をさせ、絵本を読んで寝かしつけるという、日常の育児シーンが展開。なかなかご飯を食べてくれない美紀に、優しく声を掛けながら根気よく一口ずつご飯を食べさせたり、穏やかな口調で絵本を読み聞かせ、眠った美紀のおでこにそっとキスをしたり…という、幼い娘に優しく寄り添う父親の姿が映し出されている。
さらに、美紀が眠った後は妻の遺影を眺めながら一人黙ってグラスを傾け、もの悲しい表情を浮かべている…かと思いきや、いつの間にかそのまま眠ってしまい、洗濯機の「ピー」というブザーの音で目が覚める健一の姿も。育児に仕事に多忙を極め、疲弊しながらも何とか一日を乗り切る姿は、子育てに勤しむ親はもちろん、忙しい毎日を送る現代人が思わず共感してしまう、渾身のシーンに仕上がっている!
様々な壁にぶつかりながら、前を向いてゆっくりと<家族>への階段を上る彼らの姿に、誰もが自分の記憶・経験を重ね合わせ、優しく、そして、温かく心が動かされるはず─。観る人の心に大切な何かをもたらす映画『ステップ』は、7月17日(金)全国公開!
(C)2020 映画『ステップ』製作委員会