大人気スポーツ青春漫画、「弱虫ペダル」が今回満を持して初の実写映画化。
2月初旬にクランクイン後、緊急事態宣言を受け、止む無く撮影が中断となっておりました。宣言解除後、細心の注意を払いながら、撮影が再開!そして、この度、無事クランクアップしました。
クランクアップの日、永瀬廉(King & Prince)演じる主人公・小野田坂道と伊藤健太郎演じる今泉俊輔の2人がロードレース対決をする重要な撮影シーン。梅雨の時期、この日は快晴で天気を味方につけ、本番開始!永瀬は、クランクインの時同様、再び前髪を眉上までカットし、大きな丸眼鏡をかけた姿は、お馴染みの坂道の姿でした。そして、炎天下の中、原作にも出てくる激坂を限界ギリギリまで必死で登りきった2人の姿は、見ごたえある注目のシーンとなりました。
無事クランクアップを迎えた永瀬さんは「今日の激坂はとにかくキツかった!でも、皆でずっと練習から頑張って、苦しい時もありましたが、それすら今はいい思い出です!」、伊藤さんは「俺も今日が1番キツかった!寒い時期から暑い時期までかかりましたが、無事に怪我なくクランクアップできてよかったです。」と振り返りました。
本作は、大人気コミックスの実写映画化。しかも自転車競技部が舞台!ということで、スタッフは様々な準備や撮影の検証を重ね、キャストもハードな自転車練習を繰り返し本番に挑みました。自転車での走行シーンは CG や合成ではなく、実際にキャストたちが走っています。カメラカーと並走しながらの撮影は、緊張感もあり、その中で自転車の技量やお芝居、車とのスピード調整をコントロールしながらの走行。そのため、かなりの自転車の練習量に永瀬以外のチーム総北のメンバーたちも体力作りに加え、何度も何度もフォームをビデオで確認して練習に励みました。チーム総北全員、本物の部活動さながら、息が切れるまで走りこみ、終わった後は芝生に倒れ込むこともしばしばありましたが、つらい練習を積んだ甲斐あって、坂道が坂を上るシーンの撮影では、自転車監修を担当した選手経験者でも「登るのがキツイ」と言っていた坂をスピード落とさず登り切るほどになっていたそうです。地獄の特訓を乗り越えたからこそ実現できた彼らの雄姿はスクリーンで輝いて見えること間違いなし!
誰かの為に頑張ったり、頑張る誰かを応援したり、青春のその全てが詰まった映画「弱虫ペダル」。こんな時代だからこそ観たい、この夏一番胸が熱くなる本作を是非ご期待ください。
『弱虫ペダル』8月14日(金)公開
(C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008