エミリオ・エステベス監督の最新作『The Public』(原題)の邦題を『パブリック 図書館の奇跡』とし、7月、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開することが決定。
ある日突然“命の避難所”となった図書館を舞台に、サプライズ満載の人間模様と奇跡の瞬間を映し出す笑いと涙のフィールグッドムービー!図書館という、誰もが利用したことのある身近で物静かな空間を舞台にした“あっと驚く”ヒューマン・ドラマが誕生。記録的な大寒波の到来により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館のワンフロアを占拠。突如勃発した大騒動に巻き込まれたひとりの図書館員の奮闘を軸に、予測不可能にして笑いと涙たっぷりのストーリーが展開。災害や格差に揺れる現代社会に向けていくつもの問題提起をはらみながらも、温かな人間味に満ちあふれ、巧みなプロットのひねりや格別のサプライズも盛り込まれた感動作である。
青春スターから映画監督に転身して成功を収めたエミリオ・エステベス。そのキャリア最高の傑作を盛り上げる実力派キャストが集結!ある新聞記事に着想を得て、本作の完成までに11年の歳月を費やした監督はエミリオ・エステベス。1980年代ハリウッドの青春スターの一団を総称する“ブラット・パック”のひとりとして一世を風靡し、23歳で監督デビュー。主演も兼任し、念願のプロジェクトを実現させたエステベス監督のもとに、実力派揃いの個性豊かなキャストが集結。多彩なジャンルで圧倒的な存在感を保ち続けるアレック・ボールドウィン。エステベスと同じように青春スターとして脚光を浴びたのち、近年は曲者俳優として異彩を放つクリスチャン・スレイター。
ダニエル・クレイグ版『007』シリーズのCIA局員フェリックス・ライター役で知られるジェフリー・ライト。さらに『ネオン・デーモン』(16)のジェナ・マローン、NetflixのTVシリーズ「オレンジ・イズ・ニューブラック」の主人公役で絶賛を博したテイラー・シリングが、エステベスとの掛け合いをいきいきと演じ、極上のアンサンブル劇に厚みを与える。
今回解禁された場面写真では、図書館を占拠する大勢のホームレスたちの中心で決意の表情を浮かべる、主人公の図書館職員に扮したエミリオ・エステベスの姿や、夜の図書館に駆け付けた警察官たちと図書館職員の同僚(ジェナ・マローン)、扉の前に本棚や椅子を重ねて作られたバリケード、そしてよもや突入寸前の様相を呈した警官隊を率いる刑事(アレック・ボールドウィン)などが切り取られている。
「あなたなら、どうしますか?」とそっと問いかけるような本作に、誰もが心を震わせずにいられない。明日を生きるために声を上げた彼らと、図書館員の勇気ある行動があなたに届ける希望とは?ぜひ、続報にご期待ください!
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