日本映画史上初シリーズ「松竹ブロードウェイシネマ」第四弾『シラノ・ド・ベルジュラック』の初日決定し、ポスタービジュアルが解禁に!
本作、ブロードウェイ再演版『シラノ・ド・ベルジュラック』は、エドモン・ロスタンによる戯曲であり、2007年にリチャード・ロジャース劇場で上演されました。プレビュー公演は10月12日から始まり、オープニングは11月1日で翌年1月6日に幕を閉じました。トニー賞作品『NINE』、『屋根の上のヴァイオリン弾き』等でも有名な奇才デヴィッド・ルヴォーが演出を務めています。1897年のエドモン・ロスタン戯曲を、アントニー・バージェス(『時計じかけのオレンジ』他)が脚色・脚本翻訳しました。主人公シラノ・ド・ベルジュラックをケヴィン・クラインが演じ、相手役ロクサーヌにジェニファー・ガーナーが、シラノに助けられる若者クリスチャンをダニエル・サンジャタ(『プラダを着た悪魔』他)が演じています。ファンの間でも伝説中の伝説となった演目とされています。
『シラノ・ド・ベルジュラック』、17世紀、フランスに実在した剣豪作家、シラノ・ド・ベルジュラックを主人公にしています。1897年に書かれ、この年にフランスで初演されました。それ以降、今日に至るまで、フランスばかりでなく、世界各国で、繰り返し上演されており、ストレイトプレイの他にミュージカル化、映像化などもされています。近年の日本でも2018年に、吉田鋼太郎さん、黒木瞳さんで上演されています。
その「リチャード・ロジャース劇場」で上演されました『シラノ・ド・ベルジュラック』を特別に撮影し、今回の「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズ第四弾として公開する運びとなりました。17世紀中頃のフランス・パリを舞台に、剣豪作家シラノの生死を賭けたロマンチックかつ悲恋物語となります。豪快なセリフ回しや“100人斬り”と言われるシーンでの見事な殺陣、演劇史に残ると言われるシラノがクリスチャンに成り代わってロクサーヌへの愛を語りあげるバルコニーシーンなど必見です。また、ケヴィン・クライン、ジェニファー・ガーナー、演出デヴィッド・ルヴォー3人の計り知れないパワーが融合された舞台です。それを余すことなくスクリーンでご堪能頂けるはずです。熱中すべきは恋する自分の思いではなく、恋する相手の気持ちなのである。 巧みな言葉で最愛の人に尽くすシラノへ、賛美の言葉を送らずにはいられないはずです。世界中で大人気の『シラノ・ド・ベルジュラック』で、いつの時代も恋する者のひたむきさ、この悲恋劇の結末に涙を拭わずに目撃して下さい。
『シラノ・ド・ベルジュラック』は2020年3月13日(金)より東劇(東京)他全国順次公開。日本語字幕を付けて皆様にお届け致します。本作品で是非、シラノと共に約2時間の「ラヴ・レター」に酔いしれて下さい。
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『シラノ・ド・ベルジュラック』
2020年3月13日(金)より東劇(東京)他全国順次公開
©Carol Rosegg