「幸せ 少し いただきます」
今年のカンヌ国際映画祭で、審査員満場一致で【最高賞】パルムドールに輝いたポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』(2020年1月10日全国公開)。全員失業中の貧しい一家とIT企業を経営する裕福な社長一家という相反する2つの家族の出会いから想像を遥かに超える展開へと加速していく物語は、既に韓国動員1,000万人突破、フランス動員160万人突破、全米でもすでに今年の外国映画興行収入第一位になるなど、各国で動員記録を塗り替える爆発的な盛り上がりをみせている。オスカー前哨戦といわれるトロントやニューヨークなど各国の映画祭で絶賛&受賞を重ね、第92回アカデミー賞🄬の受賞も最有力とされている。
この度、既に解禁されているティザービジュアルと30秒予告に加え、情報がボリュームアップした本ビジュアルと90秒予告が解禁となった。
今回解禁された本ビジュアルは、貧しいキム一家と、裕福なIT企業の社長パク一家が、まるで「ひとつの家族」のように、広々としたリビングで肩を並べている姿が収められている。全員に目線が入っているが、どちらがキム一家で、どちらがパク社長一家か…服装を見ると違いは一目瞭然だ。そして背景には、意味深に置かれた「石」、「前衛的な絵画」、そして「投げ出された脚」が配されているほか、目を凝らすと数々の散りばめられた「アイテム」が浮かび上がってくる。これらのアイテムは劇中でどのような意味を持っていくのか、そして、「貧しい家族」と「裕福な家族」は一体、どのように交差していくのか…世界中を熱狂させる本作の展開に、期待が膨らむビジュアルとなった。
同じく解禁となった、90秒予告は、全員失業中の貧しいキム一家の長男ギウ(チェ・ウシク)が、身分を偽り裕福なパク一家の家庭教師になったことから生活が変わっていく様子を映し出す。パク社長夫人ヨンギョ(チョ・ヨジョン)に取り入った彼は、さらに美術の家庭教師として妹(パク・ソダム)を紹介することになるのだが――。「最後まで一瞬も心を離さない」「恐ろしいほどに素晴らしい」などの絶賛評と合わせて、スケール感のある映像と、加速していく物語の一端が散りばめられた90秒予告となった。
ようやく辿りついた最高の就職(パラサイト)先。そこは、想像を絶する物語への入り口だった――!?
全員失業中、“半地下”住宅で暮らす貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことから“高台の豪邸”で暮らすIT 企業の社長、パク氏の家へ家庭教師の面接を受けに行くことになる。思いがけず、高給の就職先を見つけた兄に続き、妹ギジョンも足を踏み入れるが…。この相反する2つの家族の出会いは、次第に想像を遥かに超える物語へと加速していく――。
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『パラサイト 半地下の家族』
2020年1月10日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
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