企画・脚本・監督を手がけた迫田公介監督の長編初映画『君がいる、いた、そんな時。』が完成、まもなく開催されます広島国際映画祭2019にてワールドプレミア上映、また来年初夏、新宿K’s cinemaほか全国順次公開が決定。
日本人とフィリピン人のハーフというだけでいじめられている小学6年の男の子、空回りした行動ばかりで周囲から浮いている同級生の男の子、そんな2人に優しく接する図書室の新任司書の女性、本作は、それぞれに悩みや問題を抱えながら不器用に生きる3人が織りなすハートウォーミングな物語。迫田監督の出身地、広島県呉市にて撮影されたオリジナル作品です。
主人公・岸本正哉(きしもとまさや)を演じるのは、本作の設定と同じく日本人とフィリピン人のハーフで今作が初主演となるマサマヨール忠と、呉市内で行われたオーディションで同級生の香山涼太(かやまりょうた)役に大抜擢され初主演・初出演を飾った坂本いろは。この 2 人が大切に想う存在の新任司書・山崎祥子(やまざきしょうこ)を演じるのは、映画、TV ドラマ、舞台等で活躍、演技派女優として注目される、小島藤子。明るく振る舞う反面、どうしようもない現実を抱えてあがいている弱さをもつ女性を可憐に演じています。
また、子どもたちを理解する校長先生役に個性派俳優として注目を浴びる、阪田マサノブ、そして、広島で絶大な人気の中国放送アナウンサー・横山雄二が脚本に心を動かされ、出演を志願し、正哉の父親役に扮しています。
22日に開催の広島国際映画祭のワールドプレミアでは、小島藤子と迫田公介監督、そして呉市内で行われたオーディションで同級生の男の子役に大抜擢され初主演・初出演を飾った坂本いろは(実は女の子です)ほか、広島在住のキャストたちが登壇し、初のお披露目を盛り上げる予定。
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『君がいる、いた、そんな時。』
2020年初夏、新宿K’s cinemaほか全国順次ロードショー
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