伝説のキャスト、アーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトン、そしてプロデューサーとしてシリーズの創造主ジェームズ・キャメロンが復帰、『ターミネーター2』の正統な続編にして最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が、いよいよ11月8日(金)より日本公開となる。
この度、日本での公開を前にシリーズのレジェンドタッグで、T-800を演じたアーノルド・シュワルツェネッガーとサラ・コナー役のリンダ・ハミルトン、未来から送られてきたスーパーソルジャー グレースを演じたマッケンジー・デイヴィス、新型ターミネーター・REV-9役のガブリエル・ルナ、そして人類の命運を握るダニー役のナタリア・レイエス、更にメガホンを取ったティム・ミラー監督らが来日。新宿歌舞伎町ゴジラロードに敷かれた真っ赤なカーペットには700人の観客がつめかけた。
レッドカーペットイベントがスタートし、まず初めに登場したのはターミネーターのコスプレイヤー。シリーズのファンが各々のターミネーターコスプレを披露し、会場を盛り上げた。続いて、本作とタッグを組んだ講談動画を作成し、芸能界きっての『ターミネーター』シリーズのファンを公言する講談師・神田松之丞がスペシャルゲストとして登場。さらにシリーズの一作目からアーノルド・シュワルツェネッガーの吹替え声優を務め、本人から永久専属として公認されている声優・玄田哲章も登場すると会場から大きな歓声が沸き起こった。神田は「まさに私は『ターミネーター』世代ですので、2を観た時の衝撃は今でも覚えていますし本当にすごかったです。この場に立つことができて光栄です。」と感無量の表情をのぞかせ、玄田は「緊張の連続です」と語りながらシュワルツェネッガーについて「歳をとって、ますますかっこよくなっていますね。若い頃と違って歳を重ねた魅力がいっぱいですね。」と喜びを語った。ついに、来日キャスト陣が会場に到着すると熱気は最高潮に。レッドカーペットに降り立ったリンダは和柄のドレスを身にまといファン前に姿を現し、温かい日本のファンとの交流に涙する一面もあった。また、シュワルツェネッガーもサインを求めるファン一人一人に丁寧に笑顔で応えるなど日本のファンへ最高のファンサービスも!さらにテンションが上ったのか、自身のスマホで他のキャストとの記念撮影も行うなど日本のプレミアイベントを満喫している様子もみえた。
レッドカーペットを歩き終え、和太鼓が鳴り響くステージにキャスト・監督が登壇!シュワルツェネッガーが「前回来日したときに、『アイル ビー バック』と約束をしていたので、また戻ってきました。本当に日本のファンを愛しています。私達がこの作品を愛しているように、皆さんにも愛してもらいたいです。アリガトウ!」と最後は日本語で挨拶し、会場につめかけたファンを盛り上げた。そして、『ターミネーター』シリーズに久しぶりにカムバックしたリンダは「撮影に6カ月もかかりました。毎日愛を込めて作り上げましたので、画面から愛情や信頼関係を感じられると思います。本当にこの作品は私が関わったなかで一番大変でした。一滴残らず感じてもらえればと思います」と喜びを語った。また、この“伝説の作品の続編”に参加したことについてマッケンジーは「本当にキャスト全員で一生懸命作った作品です。この作品に参加できたのは私にとって特別な想いがありますし、みんなと来日ができて本当に嬉しいです」と興奮を隠しきれない様子で語り、ナタリアは「日本に来るのを本当に楽しみしていました。今日集まってくれたファンの皆さんは他の人に本作を伝える使命があります!みんなで『ターミネーター:ニュー・フェイト』を盛り上げてください!」と想いを吐露した。そして、本作でREV-9(レヴ・ナイン)という新型ターミネーターを演じたガブリエルは「東京という街は未来にきたような感じがします。ターミネーターとしてはかなり居心地がいい場所だと思いま(笑)。美しくて素晴らしい日本の文化に非常に影響を受けながら役を演じられたことや。鈴木忠志さんという演出家のメソッド、そして歌舞伎などのインスピレーションを受けながら、ターミネーターを演じることができました。本当に日本の文化に感謝しています」と日本文化への感謝を述べた。そして、本作のメガホンをとったティム・ミラー監督は「世界中のプレミアを周りましたが、日本のプレミアが一番最高です!」と喜びを爆発させ「私も日本のアニメや漫画などの文化が大好きで、本作も日本の文化からかなりの影響を受けています。」と日本への想いを吐露し、「本当に夢に見た最高のキャストでしたし、この映画に関わってキャスト陣に恋をしました。」と語るとターミネーターの登場シーンのように跪き、「素晴らしいパフォーマンスをありがとう!」とキャスト全員にハグをして感謝を伝えた。感極まったナタリアが号泣するなど、チームワーク良さがにじみ出たイベントとなった。
また、来日ゲストたちには法被がプレゼントされ、それぞれ袖を通し会場はお祭りさながらの雰囲気に。ステージに用意されていた和太鼓の叩き方のレクチャーを受けたキャストは、シュワルツェネッガー筆頭にあの有名なターミネーターの「ダダンダンダダン」のリズムを和太鼓演奏で披露し会場を沸かせた。和太鼓にシュワルツェネッガーは「まだ練習が必要ですね笑。」と冗談を交えつつ「35年間、ずっと聞いてきた音楽なので、とても興奮しました」とコメントした。最後に本シリーズの名台詞として親しまれている「アイル ビー バック!!」を700人の観客ら全員で叫ぶとキャノン砲が発射され、新たな伝説の始まりに相応しい豪華なレッドカーペットイベントは幕を閉じた。そして、イベント後には日本最速上映となるプレミア試写会がTOHOシネマズ新宿に新設されたIMAXレーザーにて上映された。
「(ターミネーターを)演じるのはこれが最後だと思っている」と前日の記者会見で語ったシュワルツェネッガー。伝説となった『ターミネーター2』の正統な続編として公開される『ターミネーター:ニュー・フェイト』はレジェンドたちのカムバックにより、再び伝説となることは間違いない!
『ターミネーター:ニュー・フェイト』11月8日(金)全国ロードショー
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