東京ビッグサイトで3月23日(土)、24日(日)に開催された「AnimeJapan 2019」にて、『二ノ国』スペシャルステージが行われ、原作、脚本を担当した日野晃博さんを始め、“二ノ国”エスタバニア王国の参謀ヨキ役の宮野真守さん、パンダのような柄の妖精族ダンパ役の梶裕貴さんが登壇しました。
主人公たちが暮らす現実世界“一ノ国”と、隣り合わせにある魔法世界“二ノ国”。二ノ国には同じ顔のもう一人の人間が存在し、命がつながっていると言われている…。主人公・ユウの声を山崎賢人、“二ノ国”エスタバニア王国の参謀ヨキ役を宮野真守、“二ノ国”エスタバニア王国を狙う黒旗軍の最高指導者ガバラス役を津田健次郎、“一ノ国”で主人公の幼なじみのお姉さんサキ・“二ノ国”ではエスタバニア王国の姫を守る女戦士ヴェルサ役を坂本真綾、“二ノ国”のエスタバニア騎士団長バルトンに山寺宏一、“ニノ国”のパンダのような柄の妖精族ダンパ役を梶裕貴が務めます。
日野晃博さんは本作について、「いままでのレベルファイブの作品とは違う層の方々に届いている印象で、反響の大きさに驚いています」と、今までにない手応えを感じているようで、「主人公の障がいという設定だったりとか、企画の段階でも物議があったが非常に攻めている内容で、(青春の)普通の三角関係ではなく、人の命を巡って命を取り合う物語になっています。中途半端なものは出せないので、ギリギリのところで頑張っています。」と完成品に自信を覗かせました。
過去レベルファイブの作品に出演している宮野さんと梶さんの起用については、「ふたりの個性や、演技の方向性は知っていますので…」とキャスティング理由を語る一方、梶さんには「あの梶裕貴がこのキャラクターをどう演じるのかが注目ポイント!」と意外性を狙ったことも明かし、まだアフレコはこれからだが既に脚本を読んだというお二人
宮野「シナリオを読んで、ファンタジーな世界でカワイイ絵なんですけど、ハードで、シリアスで、攻め込んだ内容の超大作で今からわくわくしています。僕自身、この絵の中に参加できる事が嬉しいし、皆さんには期待して待っていてほしいです。」
梶「元々ゲームのファンで、今もテンションが上がってます!山﨑賢人君ともいつか共演したいねと話していたので『二ノ国』で共演できてよかったです。賢人からはアフレコに立ち会ってほしいと言われていたので支えます!本当に大作映画です。久石さんの音楽も、もう本当に色んな面で楽しみですし、1 ファンとしても嬉しい!」
とコメント。
よく2人で食事に行くという梶さんと山崎賢人さんの仲の良さに、宮野さんは少し拗ねた様子を見せながらも、声優初挑戦で主演という大役に慄いている様子の山崎賢人さんに対し、「みんなで賢人を支えましょう!!賢人をね!」と親しげに呼び、場を盛り上げました。
また、一般公募による LINE LIVE 限定声優オーディションを勝ち抜いたせりしゅんさんと水瀬遥さんが登壇し緊張気味に意気込みを語りました。先輩として、宮野さんは「せっかくの大舞台だから楽しんで収録してくださいね」と優しくアドバイスを贈っていました。
制作陣が自信をもって宣言する、映画『二ノ国』の圧倒的な期待値の高さと、クオリティの高さ!【衝撃作】の誕生が待ち遠しいですね!
『二ノ国』2019年夏、全国ロードショー
(C)2019 映画「二ノ国」製作委員会