「時効警察」シリーズの三木聡が監督・脚本を務める映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』が10月12日(金)に公開。
4オクターブの音域とすべての人を虜にする声量を持つ世界的ロックスターであるシン(阿部サダヲ)と、異様に声が小さく、何事にも逃げ腰なストリートミュージシャンのふうか(吉岡里帆)。本作はそんな正反対な2人が偶然出会い、ふうかがシンの歌声は”声帯ドーピング”というオキテ破りの方法によって作り出されたものだという秘密を知ってしまうことから始まります。”声帯ドーピング”のやりすぎで崩壊寸前のシンの喉…シンの最後の歌声を巡り、2人は謎の組織に終われるうちにいつしか唯一無二のバディとなり、最後にはぶっちぎりのミラクルを起こします!
“コメディの王様”阿部サダヲに、大ブレイク中の吉岡里帆、三木組常連のふせえり、田中哲司、松尾スズキ、麻生久美子が見た目のインパクト含め強烈な個性を放つキャラクターとして登場する本作ですが、この度「実はこの濃すぎるキャラクターの中でも随一のギャップを持つキャラクター」として大注目・千葉雄大の変幻自在っぷりがわかるカットを初解禁!
千葉演じる坂口は、レコード会社「ステレオタイプレコード」に勤めるシンの担当A&R。普段はシンの所属事務所の社長(田中哲司)に頭が上がらず、情けないし弱いしチョロい…しかしその正体は、いくつもの裏の顔を他に持つ、阿修羅のような男だった!今回解禁のカットにはそんな坂口の変幻自在っぷりを表す、千葉のコメディセンスが発揮されたリアクションも含まれています。風に舞い上がるポテトチップスのシーンでは、助監督が計2ヶ月かけて研究したという袋の開け方の指導を受け、プレッシャーを感じつつも2回目のテイクでOKを出したそう。さらに先日の完成披露試写会でも「撮影の2日後くらいにずっとピザの匂いがするなと思って鼻をかんだら、チーズが出てきた」と衝撃のエピソードを披露したり、「グチャグチャドロドロになって振り回される役回りでもあり、全てが超興奮でした」と語っていたり、本作はなにかと初挑戦の連続だったことが伺えます。
これまでに見ることのなかったブッ飛んだ変幻自在な役を演じ、一層新たな魅力に気づかせてくれる千葉雄大を映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』でぜひご覧ください。
『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』10月12日(金)ロードショー
(C)2018「音量を上げろタコ!」製作委員会