“恐竜”に 巨匠・スティーヴン・スピルバーグが命をふきこみ、かつて誰も観た事がなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせ、映画史に偉大な足跡を残した『ジュラシック・パーク』シリーズ。『ジュラシック』シリーズ誕生25周年という節目を迎える2018年、新シリーズ3部作の2章にあたる最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が、7月13日(金)にいよいよ日本上陸!
本作は4DXでの上映も決定しており、この度、実際に4DXで『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を鑑賞してきました!4DX鑑賞が絶対にオススメな理由をご紹介いたします。
【その① シートの可動と迫力】
なんと言ってもシートの可動による迫力!シートが動く、動く、動く。アクションシーンなどではシートが前後左右にガシガシと動きます。作中では高いところから落下するシーンやカメラワークが大きく動くシーンがありますが、それと連動してシートが動くと浮遊感を味わえ、これがまるで自分も映画の中に入ったかと錯覚するほど!シートは思っていたよりもずっと動きがあり、手すり部分をしっかり掴んでいないと振動にあわせて体もすーっと動いてしまいます。全体的な振動だけではなく、背中部分のみ、足元部分のみといった部位を組み合わせることでシーンにあった動きをしてくれます。硬いものにぶつかるシーンなどは背中側で何かが動いてるような振動がくるのでゾクゾクしてしまいました。最新技術って素晴らしい…。
【その② 特殊ギミックの臨場感】
物語のシーンによって、様々なギミックがシートおよび劇場内で展開されます。例えば嵐のシーンでは、水しぶきと風が噴出されたり雷と連動してフラッシュが焚かれるので、映像だけではなく触覚を刺激することで、よりリアルな体験をすることができました。映画館の中にいるはずなのに、顔に吹き付ける風や雨やフラッシュが「自分は今嵐の中にいる」と錯覚することで深く物語の中へ入っていけるはずです。他にもミストや熱風が出てくるシーンもあり、どれも臨場感を高めてくれること間違いなし!
4DXの臨場感は2Dで鑑賞する場合に比べて圧倒的に映画に入り込める反面、注意すべき点もあります。
〇3D酔い
4DXではシートがかなり動くので、3D映画が苦手な方だとシードの振動と相まって気分が悪くなってしまうかもしれません。予想以上にがっつりと動く仕様になっているので、視聴前に食事をとりすぎない、寝不足や体調が悪い状態で見ない、などいつもの映画以上に体調には注意して鑑賞に臨みたいところです。
〇食べ物
映画の醍醐味であるポップコーンやジュースといった飲食物も上映前に食べきるか、上映後に食べた方が良いかもしれません。
〇服装
水のギミックは臨場感があってとても面白いのですが顔や服が濡れてしまうので、どうしてもという方は各シートのボタンでON/OFFをうまく切り替えると良いでしょう。(髪や服はしっとり濡れますが自然乾燥するレベルです)もちろんオススメはONのままの視聴なので濡れても良い恰好で是非お試しあれ。
<感想>
ジュラシックパークは個人的に思い入れのある作品で、小さいころに何度もレンタルして見た記憶が残っています。前作は2Dで見たので4DXになった時に恐竜たちがどう動いてくれるのかなと期待していましたが、予想よりもずっと楽しかったです。とにかく恐竜の迫力がすごい!走って暴れてと今作でも大変元気なようでした。お気に入りは恐竜が歩いたり、主人公達と一緒に走るシーンです。恐竜が歩くシーンでは、第一波でずしんと大きな振動が来て第二波では小刻みな振動が起こり、本当に近くを歩いているような迫力がありますし、一緒に草原を走るシーンでは振動と共に風が足元をかすめるようなギミックが臨場感を高めてくれます。シートの振動と風が噴出されるのはまるで自分が草をかき分けて走っているかのような感覚で、綺麗な映像・迫力ある音響とあわさってとても面白かったです。
一見すると上記はどちらもシンプルなシーンながら、映像と音響、そして4DXの機能を最大限引き出して視聴者が恐竜を体感できるように作られていると感じました。リアルな恐竜感を体験をしたい方はぜひ4DXでの視聴をおすすめします!
息が止まるほどの緊迫感を味わうこと間違いなし!ぜひ皆さんも『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を4DXで鑑賞してみてはいかがでしょうか!
(C)Universal Pictures