「一本筋を通した情に流されない”鉄の男”」映画『ゼニガタ』銭の形は人の闇 屑の数だけ銭が舞う

「一本筋を通した情に流されない”鉄の男”」映画『ゼニガタ』銭の形は人の闇 屑の数だけ銭が舞う1
「一本筋を通した情に流されない”鉄の男”」映画『ゼニガタ』銭の形は人の闇 屑の数だけ銭が舞う2

 2003年より俳優として韓国を拠点に活動後、2016年から日本での活動を開始し、同年、空前の大ブームを巻き起こした「逃げるは恥だが役に立つ」の風見涼太役がはまり役となり、大ブレイクを果たした大谷亮平。現在放送中のドラマ「ラブリラン」を始め、映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』や『焼肉ドラゴン』。そしてNHK連続テレビ小説「まんぷく」が控えるなど飛ぶ鳥を落とす勢いだ。抜群の存在感を示す大谷が、初主演を飾る映画『ゼニガタ』が5月26日に公開。

 本作は、表向きは居酒屋経営者、しかし裏では10日で3割の超暴利で金を貸しつけ苛烈な取り立てで債務者を追い込む闇金屋・銭形富男を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描く物語。客はパンチ一発1万円で用心棒を請け負う元ボクサー、地方でくすぶるキャバクラ嬢や半グレ、ヤクザなど、銭の魔力に取り付かれたアウトローな連中たち。返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として居酒屋「銭形」を訪れた人々の運命を描く“闇金”ピカレスク・ムービー。主人公・銭形富男を演じる大谷は、これまでアウトローな役をあまり演じてこなかったそうで、本作の役柄について「一本筋を通した情に流されない“鉄の男”になることを意識した」と話す。さらに「お金儲けという一点を見る人間ではない所に面白さを感じるとしながらも、闇金の世界に染まったプロフェッショナルの人間だということを感じた」と役への向き合い方を語る。作品にかけて“お金というもの”について問われると、「自分への投資だったり、お金を借りて何かをする男は思い切っていてカッコイイと思う節もある。自分がお金を貸す立場だったら、役柄と同様に人間性をしっかり見ると思う。」と役との共通点があると明かした。

 映画『ゼニガタ』は5月26日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー

(C) 2018「ゼニガタ」製作委員会
「ゼニガタ」2018年5月26日(土)全国ロードショー

最終更新日
2018-05-08 18:00:00
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