2大オスカー俳優メリル・ストリープ✕トム・ハンクスがスティーヴン・スピルバーグ作品でついに初競演を果たすとして大きな話題となっております、映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』。
先月、1月23日に発表された第90回アカデミー賞ノミネーションでは《作品賞》&《主演女優賞》にノミネートされ、ますます注目を集めている本作。スピルバーグは「今、撮るべき作品」として、トランプ大統領就任45日後に本作の製作を発表し、予定していた作品よりも先に製作する事を決め、撮影を敢行。まさに「今」だからこそ伝えるべき強烈なメッセージを込め、この危機的状況に警鐘を鳴らす作品に仕上げました。
この度、主演のメリル・ストリープをはじめとする本作に携わった女性キャスト・スタッフ陣が、女性が活躍する現代を切り開いたキャサリン・グラハムの勇敢な行動を讃える特別映像が到着しました!
政権によって隠蔽されてきたベトナム戦争に関する膨大な事実が記された機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の報道をめぐる出版社と政府の戦いが描かれる一方で、夫の死をきっかけにアメリカの有力な全国紙で唯一の女性経営者となった実在の女性、キャサリン・グラハムの壮絶な半生にもフォーカスされている本作。到着した映像内でプロデューサーのクリスティ・マコスコ・クリーガーが「女性の意見をテーマにした物語よ。キャサリンのおかげで私たち女性は自己主張できるようになった。」と明かすように、劇中で描かれるキャサリン・グラハムの勇敢な行動は、男社会のなかで生きてきた当時の女性たちに大きな勇気を与えるだけでなく、キャリアウーマンと呼ばれる女性たちが当たり前のように社会で活躍している現代おいても強く影響を与え続けています。
フォーチュン誌が選ぶトップ企業500にランクインする有力新聞社の経営者となったキャサリンですが、元は仕事経験のないただの専業主婦。キャサリンを演じたメリル・ストリープが、「彼女は元々女性らしい人だった。当時は男性だけが権力を持っていたの。」と語り、またプロデューサーのエイミー・パスカルが「1971年のワシントンでは、男が政治の話を始めると女は席を外した。女性経営者なんてありえない時代よ。」と明かしてしていることからも、当時の一般の女性、ましてやキャサリンのように経験皆無の女性が男性と並んで社会の輪に立つことが、いかに難しく勇気のいることだったかが窺えます。
キャサリンの強い意志は本作の制作現場にも引き継がれ、女性が大活躍した撮影現場の様子が映像に映し出されますが、監督を務めたスピルバーグは「毎日現場で素晴らしい女性たちに囲まれて光栄だった。皆が才能にあふれている。とてもエキサイティングな撮影だった」と話し、報道の自由だけでなく、女性が力強く生きる現代に向け、強いメッセージが込められた本作の仕上がりにますます期待が高まります。
▼特別映像”新たな時代”
Youtube:https://youtu.be/orft8H3qQdU
現代に生きる人々、そして女性の心に、今だからこそ深く響く、キャサリンの力強い決断の物語を是非劇場でご覧ください!映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が東宝東和配給にて3月30日(金)より公開、TOHOシネマズ 日比谷にて3月29日(木)より特別先行上映。
©Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.