70年代から現在までツアーによってOne&Onlyのポジションを確立してきた浜田省吾。2015年に行われた9年ぶりのホールツアーと25万人を動員した翌年のアリーナツアーのライブ映像にコンセプチュアルな映像も加えたスケール感溢れる作品が、2月9日(金)から初日を迎え、鑑賞したお客様からリクエストが殺到し、2月17日(土)、映画館で実際のライブ会場そのままに楽しむことができる“スタンディング上映会”の全国開催。
大阪・TOHOシネマズ 梅田では、加藤美樹を司会に迎え、FM COCOLO協力のもと、板屋監督による浜田省吾を語り尽すトークショー付きスタンディング上映会を行いました。イベントにて監督から、コンセプチュアル・ライブ映像の魅力や東京のトークショーでは語らなかった浜田省吾との秘話も飛び出しました。
「編集室に缶詰になっていると、浜田さんが製作中に靴をプレゼントしてくれたことがありました。浜田さんから電話でいきなり靴のサイズを聞かれ、『26か26.5かな』と答えると、編集室が冷えるからと、靴の中がモコモコの温かい部屋ばきを買ってきてくれました」と、浜田の優しさを表すエピソードを監督が披露。そして、「食事も浜田さんがデパ地下の美味しいお惣菜を差し入れに買ってきてくれるので、今日も買ってきてくれるだろうと期待してしまうようになり、お昼を食べずに待つようになってしまっていました。」と胃袋も掴まれていたことを暴露しました。
最後に、次回作のお願いを浜田さんからされたらどうしますかと聞かれると、「一度浜田さんのリクエストを断ると、暫くして実現するので、次回また相談を受けたら一度は断るつもりです。」と話し、会場を笑いに誘っていました。
映画館を新しい音楽空間に変えた浜田省吾『旅するソングライター』は、2月22日(木)まで全国77館にて2週間限定上映中。
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