鬼才・井口昇監督が『変態団』・『キネマ純情』に続く自主制作映画第3弾として完成させた『ゴーストスクワッド』。
本作品は、ある日、理由もなく無残に殺害されて青春を奪われた少女の幽霊たちが、この世の無念を果たし成仏するために「幽霊復讐部隊・ゴーストスクワッド」を結成し、残虐な犯人達に戦いを挑むストーリーとなっておりますが、「惡の華」「ハピネス」「血の轍」で知られる漫画家の押見修造さんが、映画を観て惚れ込み、自らが映画をイメージする表現したイラストを描きました。
そしてこの度映画ポスター第一弾として公開!押見修造さんが描く漫画は、初期の作品を実写化した映画『スイートプールサイド』などの風変わりな思春期の男女の姿や、「惡の華」のような思春期の若者の狂気や凶気といった内容で若者たちに大きな人気を得ていますが、今回、昭和に起こった残忍な事件をベースに、ケレン味もたっぷりのダークファンタジーを新境地の映画として完成させた井口昇監督の作品を見て、
「映画を観ている間、ぼくは少女達になれる。殺されて忘れられて、それでもなお漂い続ける少女達に。映画が終わればぼくはまた少女達でなくなってしまう。でも、彼女達のこと、彼女達が見つけた希望はずっと忘れない。」
といった感想をいただきました。そして無念の死から幽霊となって現れたヒロインたちの心情を見事にイラストとして描いています。
青春を奪われて死んだ女性たちの、加害者への復讐を描く『ゴーストスクワッド』は、2018年3月3日(土)より渋谷アップリンクほか全国順次公開となります。
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